Chiodos Devil's Dance ツアー スペシャルインタビュー

ギタリスト Thomas Erak

 

インタビューに答えてくれるのはChiodosのニューメンバーでありギタリストのThomas Erak。一昨年前、結成メンバーであったJasonが脱退し、その後任として抜擢されたのがThomas。
Thomasは既にChiodosメンバーとは知り合いで彼のもう一つのバンド、プログロックThe Fall Of TroyがChiodosと一緒にツアーした2005年にメンバーと親しくなったそう。The Fall Of Troyではフロントマンとして活躍したThomas。そのTFOTは2010年に一度解散、その後ThomasはJust Like Vinylというバンドで活動、ちょうどその頃Chiodosメンバーから新しいギタリストを探している事を聞きChiodosにめでたく加入。Chiodosの最新作DevilはThomasのデビューアルバムでもあり制作には大きく貢献。今回は新譜Devilについて、またThe Fall Of Troyの新たな活動、そして先日日本のPunkspringに出演した事等多くの質問をぶつけて来ました。The Fall Of Troy時代には日本のDir En Greyとも一緒にツアーをした仲のThomasには当時の話もしてもらいました。どうぞ楽しんで読んでください。

1. 今夜のライブは完売ですねおめでとうございます。このツアーは新作Devilをプロモートする初めてのツアーですがツアーの調子はどうですか?
Thomas:ありがとう。とても良いよ。ライブには多くの人が観に来てくれるしこのツアーは成功だね。
 

2. Devilからの新曲も多くプレイしていますね。オーディエンスの反応はどうですか?
Thomas:とても良いよ。皆新しいアルバムを気に入っているみたいで僕らも全員楽しくプレイしている。
 

3. DevilはChiodosのアルバム暦でもとてもパワーのあるアルバムだと思います。ヘビーな曲はとても速くてヘビーな曲ですし、その中でもポップ・メロディ重視の曲は本当にキャッチーですよね。あなた達は制作に入る前から既にこういうアルバムを作ろうと思っていたんですか?
Thomas:勿論だよ。今回のアルバムは僕の初めてのChiodosアルバムでもあるんだ。僕が構想していたのは今のシーンで人気なメロディアスな曲を超える曲を作りたかった。そして同時のこのバンドはヘビーなバンドだという事を証明したかった。


4. DevilのプロデューサーはDavid Bottrillでしたね。彼はTool、Muse,そして最近ではStone Sourのアルバムを指揮してきました。彼からの影響力というはあったんでしょうか?また彼から何か注文みたいのはあったの?
Thomas:そうだね、彼は今回のアルバムがChiodosにとってとても大切なものと理解してくれて色んなヘルプをしてくれた。注文ではないけどアドバイス的な助言はあったね。このパートはこうしたらどうだろう、とかね。僕らは曲が納得いくものが出来るまで何度もトライしたよ。そしてDavidは何時も僕らと一緒に座って聞いてくれていた。


5. あなたのバンドThe Fall Of TroyとChiodosは違ったサウンドを持っています。今回のアルバムで貴方が作ったパートなんかも結構あるんですか?
Thomas:僕のアイディアも結構反映されているよ。僕はこれまで色んな音楽と接してきたんだ。ギターだけじゃなく色んな楽器をプレイしてきた。僕は二つの違ったバンドでプレイする事が出来てとても幸せだよ。The Fall Of Troyではクレイジーなギタープレイを多様した自分の音楽を書くことができる。逆にChiodosではメンバー全員が色んなアイディアを持っている集団なんだよ。だから自分はこういうサウンドを持ってくる事が出来る、とそのパズルに嵌るアイディアを持っている事が重要なんだ。


6. それこそがChiodosが貴方に求めていたことなんですよね?
Thomas:そうだね、僕のプレイスタイルを気に入って貰えて光栄だよ。

 

7. The Fall Of Troyについても話したいんですが、良いですか?
Thomas:勿論だよ。


8. The Fall Of Troyが活動を再開させ新たなアルバムを今度出すと聞きました。あなたはChiodosのメンバーとしてプレイしながらThe Fall Of Troyの新譜も作っていくんですか?
Thomas:そうだね。今はChiodosの活動で手一杯だけどいつか時間が取れる時が来るんだ。その時になったらThe Fall Of Troyのメンバーを集めて新曲を制作する事になっている。別にツアーやフェスに出るとかそういう事は話していないんだ。ただ、メンバー全員昔からこのバンドを好きで遣ってきた仲間で、この前の復活ライブでの反響が良かったからその延長でじゃあ新しい曲を作っていこうじゃないかとなったんだ。

 

9. なるほど、他のChiodosのバンドメイト達は貴方がThe Fall Of Troyを両立させてやっていく事に問題はないと?
Thomas:全然ないね。そもそも彼等と出会ったのもThe Fall Of Troyが一緒にツアーをやったからなんだ。彼等もThe Fall Of Troyは僕のバンドと理解してくれている。なんていうのかな、僕自身の全てを表現できるバンドっていうのかな。僕が育ったバンドだからね。Chiodosのメンバーはそこは何も言えないよ。もし言ってきたら僕は「Fuck You That」ってなるだろうね(笑) Chiodosの現場に支障がないなら僕は何をやってもいいんだ。


10.もし出来たらThe Fall Of Troyの新しい曲はどんなものになるのか教えてほしいんですけど、今現在は新曲は作っているんですか?
Thomas:まだフルソングは出来ていないんだ。でも色んなデモを作っている。新曲の方向性としてはヘビーな曲だよ。例えるならバンドの最初の3作(セルフタイトル、Deppelganger、Manipulator)、これらは結成メンバーであるベーシストが参加している。もっと絞るならセルフタイトルとDoppelgangerの中間かな原点回帰を目指したと言ってもいいだろう。Manipulatorもそうしたかったんだけど、僕らは他のアイディアも入れて制作したんだ。結果、僕らは満足したけどファンは納得出来なかった部分もあったんだろうね。だから今度の新譜はこれまでのどのアルバムよりも勢いがあって最もヘビーなアルバムになるだろうね。昔はもっとメロディックな要素やポップな要素を入れようとしていたんだ。でも今はChiodosでそれが出来ている、だからThe Fall Of Troyは僕のワイルドな部分を100%だそうと思っているんだ。とにかく最もクレイジーな曲をプレイしたくてしょうがないんだ


11. そうなるとThe Fall Of Troyのオールドファンは喜ぶでしょうね。
Thomas:そうだね。確かに皆に喜んでもらえると思うよ。ただし新曲制作は時間を取りながら制作していくよ。確かに皆に早く聞かせたくてバッと書いてしまいたいけどそうすると良いものは出来ないんだ。僕は自分を追い込んでまで制作したくは無いからね。ペースを大事に制作していくよ。


12. このツアーの前には日本にも行きましたね。日本のPunkspringはどうでしたか?
Thomas:素晴らしかったよ、そしてクレイジーだった。あんな大きな会場でプレイ出来るのも凄かったし、曲が始まるともう皆クレイジーだったしね。最高なショウだった、また直ぐにでも日本に行きたいよ。


13. Chiodosは前にも日本でライブを遣りましたがあなたはこれが初の日本ですか?
Thomas:そうだね始めての日本だった。

 

14. The Fall Of Troyでは行く事は無かったんですか?
Thomas:ちょうど行けるかな、って時に解散したんだ。あの時は本当に残念だった。でもこれからどうなるか分からないよ、新しいアルバムも出すしね。是非このバンドでも日本に行きたいんだ。

 

15. Punkspringでは日本のバンドとは話をしたりしたんですか?
Thomas:じつはCrossfaithのHiro(Hiroki Ikegawa)とは友達なんだ彼とは良く話をするね。Punkspringでは僕らの前にプレイしたColdrainの連中もいい奴らだったよ。

 

16.  Punkspringで印象に残ったバンドはありましたか?
Thomas:Coldrainはとてもクールなバンドだね。ああいう大きなフェスでは他のバンドのライブを見る機会が余り無いんだよ。ライブの前や後はメディアのインタビューとかでスケジュールが一杯だったからね。  

 

17. あなたがThe Fall Of Troyでプレイしていた時、DeftonesとDir En Greyが出演するツアーに参加してましたよね。Dir En Greyは日本で有名なバンドですが彼等との思い出はありますか?
Thomas:素晴らしいバンドだよ。あのツアーで僕はDir En GreyのDaiと仲良くなってね今でもたまに遣り取りする仲なんだ。あのツアーではDeftonesの連中も皆最高の人達でツアーに関係するバンド全員が仲良しだった素晴らしいツアーだった。あの後からは中々会う機会は無いけど、今でもたまにあの頃の連中とは話をするんだ。またDir En Greyがアメリカに来たら是非会いたいね。Daiは懐かしいな、是非会いたいよ。


18. Daiは英語はペラペラ?
Thomas:うーん初めて会ったときの英語はまあまあだったかな。でもツアーをして仲良くなるにつれて僕が色々とDaiに英語を教えたんだよ。あのツアーは結構長いツアーで、2ヶ月だったかな。ツアーの最終日あたりになったらDaiの英語はかなり上達していた。僕達とツルんでいた事で英語の上達になったのかもしれないがDaiは積極的に英語を覚えようとしていた。彼は偉いよ、だってDir En Greyの他のメンバーは英語を話せない人も居たからね。


19. さてこのツアーの後はイギリスのSlam Dunkフェスに出演し今度は同国のSonisphereにMetallicaとAlice In Chainsと一緒に出演しますよね。あなた達はこれまでノンストップでツアーをしてきましたがイギリスの後はどうなっているのですか?
Thomas:Chiodosはしばしの小休止期間に入る。バンドはDevilを制作する前からツアーをしていて、レコーディング前後もツアーをしている。皆に疲れが出ている事は確かだ。メンバーには婚約者、奥さんや家族がいる人もいる。彼等にしてみれば少しの間は普通の人に戻りたいと思っているんだ。僕も21ではなくもう29だ。ツアーをし続けていたらそれは疲れも溜まったりしてくる。たまには自分の家のベッドに入って何も気にせずテレビを見ていたい日もある。だからバンドをやっていくには小休止が必要なんだ、休んだ後はまたツアーをするよ。

 

20. そしてあなたは時期が来たらThe Fall Of Troyの新作の制作も始めると。
Thomas:そうだね、Chiodosが休みに入って一ヶ月くらい休んだらメンバーを誘って新曲を制作するよ。

 

いいですね、ゆっくり休暇を楽しんで下さい。今後の活躍に期待しています。これでインタビューを終わりますが今日はわざわざ時間を下さってありがとうございます。あなたと色々と話せて楽しかったです。
Thomas:こちらこそありがとう、新作は良いものになるから期待していてくれ。

 

こちらはThomasのもう一つのバンドThe Fall Of TroyのPV。http://youtu.be/2iijmj5nB6I

The Fall Of Troyの復活ライブでの全ライブです。こちらもどうぞ。 http://youtu.be/pua8FNTQ-YI