
バンドを裏でサポートする人達をご紹介!
このコーナーではバンドを影で支えるマネージャー、機材テクニシャン、グッズ担当、プロデューサーやバンドを売り込むレコ ード会社やプロモーターの人々にスポットを当てて毎月更新していきます。
第二回: Joey Sturgis
スタジオ名: The Foundation Recording Studio
担当: プロデューサー

Joey Sturgis関連バンド達:
Asking Alexandria
The Devil Wears Prada
I See Stars
We Came As Romans
Miss May I
Blessthefall
Attila
Chunk! No, Captain Chunk!
Of Mice & Men
Confide
Emmure
Woe, Is Me
Attack Attack!
I Am Abomination
The Word Alive
For The Fallen Dreams
等
他にも沢山のバンドがJoeyの世話になっています。
現在活躍している若手メタルコアバンドの殆どをプロデュースしているJoey Sturgis氏。若干27歳ながらかなりの凄腕。あなたの持っているメタルコアCDもJoeyプロデュースかもしれない。
Indiana州のConnersvilleという小さな町にスタジオを作りましたが、Connersvilleの何が魅力的だった?
Joey: ConnersvilleはIndiana州で一番小さな町なんだ。一軒小さなバーがあるだけで他には何もない所さ。プロデューサーでLAにスタジオを作ると失敗する例が多いんだ。それは近くに色んな障害物(バーや遊ぶ所)が多くてバンド達がレコーディングに集中できないからね。ここでは周りはトウモロコシ畑だけで街灯も無い所だからバンドはレコーディングしかすることがないのさ。
そんな所だと色々不便そうですが?
そうでもないよ。回りは静かだし、バンドには集中して欲しいしね。自分はここが大好きなんだ。確かにこのスタジオはバンドの墓場的な場所かも知れないね。皆ここに始めて来た時「マジかよ」って言うんだ。ここは携帯の電波も届かないからね。ただしWifiとネット環境は最高にしているんだ、僕はPCマニアなんでね。
ではバンドはスタジオで寝泊りするんですか?
そうだよ。ここには4つの部屋があるから普通に生活できる様になってるんだ。ただ住み始めると中には大変なバンドもいるんだ。僕は喫煙者だけど酒や薬はやらなくてね、たまにバンドが暴走すると僕には止められないんだ。
では大変だった事件などあった?
まあ色々あったけど。そうだな昔僕が朝起きてスタジオの庭に出たら庭に真ん中にデカイうOこがあったんだ。どう見ても犬のうOこでは無いんでその時プロデュースしていたバンドメンバーに聞いたら彼等のメンバーが庭でやったと言うんだ。もうどうして良いか分からなかったよ。
処理はどうしたんですか?
当時僕のスタジオはまだ家主さんがいてね、しょうがないから僕はうOこの写真をとってバンドのレコード会社に写真と手紙を送ったんだ。「お宅のバンドが家の庭でうOこしました」ってね。たぶんレコード会社もイキナリうOこの写真が来たからビックリしたんじゃないかな。それからしばらくしてそのレコード会社から10万程の慰謝料が送られてきたよ。
Joeyはスタジオ機材マニアですか?
いやどちらかというとコンピューターやモニター等にお金を使っているかな。現在は6台のコンピューターを使っているんだけどどれも最新で最高峰のものだと思っているよ。
自分はモダン、現代的なアプローチでプロデュースしていると思っていますか?(彼のプロデュースするメタルコアはシンセやテクノ系ハイブリッドなサウンドが売りのバンドが多い)
僕のプロデュースする音は皆から良く「箱」と呼ばれているんだ、それは僕が全てコンピューターでプロデュースするからさ。バンドが演奏する生の音をコンピューターに取り込んで色々かき回すのが僕の仕事さ。
どうやってヘビーメタルバンドを旨くプロデュースして成功してきたんですか?
色んな解釈があるけど僕はバンドのコミックブックを作っている気持ちなんだ。僕はバンドが持ってきたヘビーな音を取りこんでそれをコミック化する。The Devil Wears PradaのミニアルバムZombieなんかは特に分かり易いんじゃないかな。ガラスの割れる音、爆発音、車の激突音なんかは本当にやっていて楽しかったよ。
バンド達に直接指導やスタジオの指揮をとる時もあるんですか?
たまに前に出て直接指示する時もあるよ。時には正直にバンドの音に意見する時もある、それは本当に酷でもあるんだ。関係がおかしくなることもある。でも僕のプロデュースしたバンド達のその後有名になっていった事実は僕にとって自分のやった事は間違いではなかったという大きな証明なんだ。
Joeyの今後のプロデューススケジュールは、現在Asking Alexandriaの新譜を録り終え。今年は既にAttila、Of Mice&Men、Chunk! No,Captain Chunk!、Blessthefall、そしてI See Starsの新譜をプロデュースする事が決まっています。
アーカイブス
Zack Cannon
ライブエンジニア
New Found Glory





