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MR.BIGのEricが故Patについて、そして今後の活動について語る。

December 17, 2018

MR.BIGのフロントマンEric Martinがインタビューにて今年2月7日にパーキンソン病で他界した結成ドラマーPat Torpeyについて、そして来年の活動がバンドの最後になる予定である事を発言。

 

2014年にPatはパーキンソン病を患っている事を公式に告白。Patはその後もバンドにて作曲とレコーディングを行いライブにも数曲だけ出演。Ace Frehleyバンド等で活躍したMatt Starrが代役を務めていました。Pat他界後、Ericは他のメディアでも同様の発言をしてきましたが今回来年夏頃に計画しているライブがラストになる事を再発言しています。

 

The Right To Rockポッドキャストに出演したEricは、
「俺自身全く予期しなかった訃報だっただけにPatの死は本当に辛い出来事だったよ。彼の容体が徐々に悪くなっていたのは理解していた。去年の11月で終えたツアーにはPatも参加していて、ツアーの最終ウィークで彼は、
”家に帰りたい” と言っていたんだ。彼は強い男だった。彼は病気と闘いながら最高のパフォーマンスをライブで披露してくれた。でも、そんなライブ活動が彼の病状を悪くしていたのかもしれない。ライブをこなして行くにつれ、彼が衰弱していくのが分かり、
彼は奥さんが居る家に帰りたいと言うようになっていた。彼と奥さんKarenは20年以上の結婚生活を送り、彼は彼女の元に帰りたかったんだろうね。本当に分かるよ。でも、彼が他界した事は俺にとって本当にショックだったんだ。

 

ドラムがMatt Starrのみとなった今年のツアー。俺達は既に契約も交わしていたし、オーストラリアをEXTREMEと一緒に回る計画をしていた、この夏のツアーも既に決まっていた事だったんだ、でも思い出すと本当に難しいツアーだったよ。Patが同じステージ
に居ない事で俺は変な感覚だったんだ。

 

MR.BIGは現在ホールド状態なんだ。俺達はもしかしたら来年の夏頃6月と7月辺りになにか活動をするかもしれない。そしてそれが最後になるよ。それこそが俺達のラストライブだ。どういう予定になるかはまだ決めていないんだ。Billy(Sheehan, B)、Paul(Gilbert, G)、そして俺は出来ればあらゆる可能性を残したいと思っている。そういった意味でバンドの今後についての扉は開けておきたいんだ。今言えるのはそれだけだよ。俺はこのバンドを継続させたい気持ちもある、しかしPat Torpeyがプレイしていたステージ上に巨大な穴が出来た事は事実であり、どんなドラマーを代役で入れようとも俺はPatの居ないステージで納得できるパフォーマンスは無いと思っている。」

 

こちらからEricのインタビュー音声が聴けます: http://mattgonzal.es/filez/eric%20martin%20-%20podcast%20interview.mp3

 

また別のインタビューにてEricはMR.BIGは来年新譜を制作する計画も立てている事を発言。Patが好きだったドラマー達であるMike Portnoy(Dream Theater, Sons Of Apollo)、Gregg Bissonette(David Lee Roth)、Ray Luzier(KORN)等をゲストに迎え制作したいと語っていました。

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