Kornを2006年に脱退した元ドラマーDavid Silveriaが昨年20周年記念が行われたアルバムFollow The Leaderについてインタビューで語る。

DavidはKornの結成ドラマーでありデビューから2005年のアルバムSee You On The Other Sideまでドラムを担当。近年は地元の仲間達とCore 10を結成するもバンドは分裂。DavidはCore 10を一緒に離れたメンバー達と一緒に新バンドBIASを結成し今月デビュー予定。

インタビューにてDavidは1998年に制作されたFollow The Leaderについて以下に語る。
「アルバムFollow The Leaderを作った時は本当に毎日が狂ったカオス状態だったね。西海岸San Fernando ValleyにあるNRGスタジオという所でレコーディングして、俺達はハリウッドに家を借りてスタジオに行っていたのさ。でもスタジオでのレコーディング作業が一段落させ家に帰ればパーティーの毎日だったよ。俺達が生活していた家にはフェンスで仕切られた庭があってね、そこで友人等を呼んで毎晩パーティをしている間、皆に飲み終わったビール缶は庭に放っておけ、みたいに言っていて皆空き缶を庭に投げ捨てていたんだ。俺達がようやくレコーディングを終了させ家を出る時には庭一面3フィート程の高さのビール缶で溢れかえっていたんだよ。確かに、とんでもない事だよね。俺達はスタッフの一人に金を渡して空き缶の回収をさせたのさ。彼は空き缶をリサイクルに入れて金に換えかなり儲けたらしいよ。俺の記憶が確かなら俺達はレコーディング用として資金をレコード会社から受け取っており約850万円を酒代やパーティー代に使ったんだ。今考えると恐ろしいよね。

あの頃は、まだバンドも若く業界に入りたての頃だったからラッパーのIce Cubeと一緒に共演出来た事は俺達にとって凄い事だったんだよ。N.W.Aの楽曲を聞きこんでいた俺も凄く感激したのを覚えているよ。

あの当時で思い出に残っているライブといったら1999年に出演したWoodstockでのライブだろうね。ステージに立った瞬間海の様なオーディエンスが視界に広がっていてね。どこまでもどこまでも続く観客が俺達の事を見ていて痺れまくったライブだったな。確か27万5千人くらいのオーディエンスがいたんだよね。会場には二か所のサウンドシステムが設置されていて両方の音がミリ単位の秒間のずれがあり、オーディエンスがジャンプすると音の遅れでジャンプが大きなウェイブの様になっていたんだ。27万5千人の前でライブできた事は本当に最高な経験だったよ。」と当時の思い出を熱く語っています。

こちらDavidのインタビュー音声：　https://soundcloud.com/mikeszara/ex-korn-david-silverias-bias

こちらDavidが発言していたWoodstockでの全ライブ映像：https://youtu.be/jR88BgYMlbQ

確かにファーストソングである曲Blind演奏時はオーディエンスのジャンプが正に波の様に見えます。ライブでは当時制作されていたとされるアルバムIssuesからの曲Falling Away From MeやBeg For Meのデモ形態の曲も披露しています。