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Slipknotの新譜We Are Not Your Kindに込められた意味を説明。

July 29, 2019

5年振りの新譜We Are Not Your Kindを8月9日に発売するSlipknotのフロントマンCoreyがFull Metal Jackieのインタビューに応え新譜のタイトルについて説明。

 

新譜We Are Not Your Kindはバンドの作品Vol.3 (The Subliminal Verses)にてミックスを担当し、前作.5:The Gray ChapterをプロデュースしたGreg Fidelmanと共にLos Angelesの
スタジオにて制作。

 

Coreyは「We Are Not Your Kindは世界規模で人々の関係が決裂している世の中に対して俺が物申すという意味があるんだ。今や人と人との繋がりが薄れており、人は簡単に他の人を敵と思い込んでしまう世の中だ。未来を生きる子供達、そして俺達のファンにとってはとても窮屈であり危険な世界なんだ。現代で人と違う、皆と違う生き方をするというのは本当に大変な事だと思う。俺は他人と違う生き方で育ってきた。だからこそ理解出来るんだよ。そして、自分自身が体験した事により、”どんな人間であっても良いじゃないか、どんな国で生まれても、どんな体系でも、どんな肌でも、誰を愛しているか、誰を信じているか、俺達は全員この音楽を愛する家族なんだ。” っていう思想がある。

 

We Are Not Your Kindとは俺達と同志達が一つとなり、世界に背を向けて、”俺達は世界で渦巻く悪感情には絶対に流されない、俺達はお前等とは違うんだ、お前等は絶対に俺達にはなれない。” というメッセージがあるのさ。」と説明。

 

こちらCoreyのインタビュー記事: https://loudwire.com/corey-taylor-slipknot-tour-pass-torch-interview/

 

以前CoreyはKerrang!誌のインタビューにてWe Are Not Your Kindは元々シングル曲All Out Lifeの歌詞から来ている事を発言。歌詞を書いている当初CoreyはWe Are Not Your Kindというフレーズにここまで大きな意味がある事を知らないで書いていたそうです。しかしSlipknotのライブにて多くのオーディエンスは「We Are Not Your Kind」と叫ぶ姿を観てただの一小節ではなく人々の心に訴える言葉ではないかと思ってタイトルにしたそうです。

 

曲All Out LifeについてCoreyは別のインタビューにて「(何故新譜の選曲リストに入っていないのか)あの曲は俺達を待って居てくれているファンの為に、俺達は居なくなっていないし、まだ未来を向いて音楽を作っているよという事を知らせる為の曲だったんだ。そしてあの曲はシングルとしてリリースするには十分すぎるキャッチーな曲だしね。ただ新譜We Are Not Your Kindで俺達が語るストーリーとしてみると不確定だったんだ。」と説明。

 

Slipknotに関する情報でもう一つ。2010年に他界したベーシストPaul Grayが眠るお墓にドラムスティックが置いてあった事がSlipknotのファン達の間で話題になりました。

 

SlipknotのファンによるとPaulのお墓に供えられたドラムスティックには文字が書いており、


「親愛なるPaulへ。俺達が制作した新しい作品を貴方が誇りに思ってくれる事を願っています。貴方の存在はこのバンドの精神とサウンドにて生きている。俺は貴方が新譜を気に入ってくれると思っている。そう願っている。あなたの全てに敬意と愛を表します。We Are Not Your Kind、Long Live The Knot -JAY」

 

こちら投稿されたPaulのお墓に供えられたドラムスティックの写真です:
https://www.reddit.com/r/Slipknot/comments/ch3gar/found_a_drumstick_with_a_letter_to_paul_from_jay/

 

残念ながらドラムJay Weinbergはこの件について発表もしておらず本人が本当に置いた物なのか確証はありません。ですが、Slipknotのファン達にとっては美談として話題になっています。

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