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​アーティスト達も家に帰れば一人の男として料理を振るう事もあります。
このコーナーではそんな料理好きのアーティスト達をご紹介、そして彼等の自慢の料理のレシピを大公開!

あなたの今夜のディナーはロックに行こう!

第8回: Anthrax、Scott Ian 料理名: Spicy Shrimp & Sweet Cherry Tomatoes

今回のシェフは1981年に結成しスラッシュメタルの四天王と呼ばれ、今日も第一線で活躍するAnthraxを束ねるギタリストScott Ianのイタリアンを紹介します。

Anthraxを結成しスラッシュメタルにパンクやファンク要素を早くから取り入れる等、現在多くのバンドが普通にやっている事を80年代から既に行っていた正に時代の先を見ていた人物。余り知られていないがAnthraxが90年代初頭にラップグループPublic Enemyと一緒に制作したBring The Noiseはラップメタルという言葉を開拓した歴史的な一歩であった。世間が知るKorn、Limp Bizkit、そしてLinkin Parkよりも早くから時代を読んでいたScott、そんな彼の好物はイタリア料理だそうです。そして今回紹介するレシピはScott自身、本当に簡単に出来て、それでいて美味い料理と太鼓判を押す程。時代の一歩先を見てきているScott自慢のイタリアンを召し上がってみてください。

レシピ: 4人前

オリーブオイル 1カップ

たまねぎ 半分をみじん切り

ニンニク 5つをみじん切り

ドライトマト瓶 4つ 1瓶(470ml)

あら塩

粗引きコショウ

唐辛子フレーク 小さじ1

リガトーニパスタ 0.9キロ

白ワイン 1カップ

大えび 24匹(殻をむいて、背わたをとり、尻尾も取り除いておく)

作り方:

1. 大きななべに水と塩を入れて火にかける。20分ほど。

2. 大きなフライパンにオリーブオイルを入れ熱し、オイルが熱したら火を中火にしてたまねぎを入れて透き通るぐらいまで炒める。そして今度はニンニクを入れて柔らかくなるまで炒める。その時間僅か2分ほど。

3. 同じフライパンにトマト瓶、粗塩を6つまみ、10から12回ほど振るった粗引きコショウ、そして唐辛子フレークを入れてトマトがプツプツと煮るまで炒めてからフライパンに蓋を被せる。そして中火以下にして毎2分ごとにかき混ぜる。

4. そうしている内に1の塩水が沸騰するのでタイマーを11分にセットしてリガトーニパスタを入れる。11分が最適な硬さに茹で上げてくれる。決して茹ですぎない事。

5. パスタのタイマーが8分を切った所でフライパンに白ワインを入れる。

6. パスタのタイマーが6分を切ったらエビをフライパンに入れる。

7. パスタのタイマーが切れたらフライパンの火を止めて蓋をしたまま5分間待つ。その間にパスタの湯切りをする。

8. 皿に盛ったパスタにフライパンからトマトソースを掛けて出来上がり。

ダイナミックなライブパフォーマンスと豪快な喋りで有名なScott(音楽番組の司会もしていました)の作る料理なだけに4人分でもかなり多い量です。特に大エビが24匹とは凄いですね。計算だと1人6匹の大エビです。エビ好きなんでしょうね。最近では得意な喋りを生かしたScottのお話ライブツアーも行っています。50才を感じさせないScottのパワフルな料理を楽しんで下さい。

写真では、Scottのレシピには無いマッシュルーム、にんじん、そしてスモールブロッコリーなどを入れてベジタリアン系に仕上げました。エビのプリプリとした食感とドライトマトの味わいが広がります。是非是非!

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