WARPED TOUR 2018
米国夏の恒例行事であったWarped Tourが遂にラストツアーへ。
今年で24回目となるWARPED TOUR 2018。1990年前半、LAのクラブでステージマネージャーをしていたKevin Lyman氏が自身のプロダクションを立ち上げ、自身の好きなバンド達を連れて野外ライブを行い全米を回りたいとしワープドツアーが1995年にスタート。ワープドツアーというと夏のパンクツアーという意見が多いが、当初からアルトメタルQuicksand(昨年22年振りに新譜を発表)をヘッドライナー各にし、スカパンクSublime、No Doubt、ポストハードコアOrange 9mm等が目玉バンドとして出演しておりストレートなパンクツアーでは無かった。翌年からはワープドツアーのメインスポンサーとなったスニーカーブランドVansが着き、この年もオルタナロックBeckやSteve Wynn等が出演し出演アーティストの幅を広げた。しかし翌年の1997年にはSocial Distortionを筆頭にFace To Face、Pennywise、Blink-182、Descendents、The Vandalsといったパンクバンドを出演させこの頃から「ワープド=パンク」的なイメージが強くなる。しかしながらこの年にもワープドは当時無名だったLimp BizkitやSugar Ray等メタル系なバンドも出演させており益々ジャンルの幅を広げて行く。1998年には日本のバンドとしては初めてワープドに出演したHi-Standardがいる。これ以降数年はパンクバンドの多いワープドとなる。
しかし、2001年頃から当時メジャーシーンで人気を博したNew Found Glory、Sum 41そしてSimple Plan等パンクやスカパンク以外のメジャー路線から来るオーディエンスを獲得する戦略に少しづつシフト、2002年からエモ、スクリーモという話題性のあるジャンルからTaking Back Sunday、The Starting Line、Thursday、The Used、Finch等も出演。そしてワープド史上最もオーディエンス動員数を記録したといわれる2005年。この年はこれまで出演が無かったThe Offpring、そしてこの年メジャーを圧巻したMy Chemical RomanceとFall Out Boyが出演。正に音楽シーンに常に耳を傾けてきたワープドの戦略の集大成的な年であった。
この年以降ワープドはパンクやスカシーンから少し距離を置き、波のある音楽シーンをいち早くキャッチし実力のある若手バンドを出演させる様になっていく。このスタンスからAll Time Low、Paramore、A Day To Remember、Bring Me The Horizon等の現在人気のあるバンド達が育っていった。
またこれまで上げてきたワープドに出演し話題をなったバンド達以外にもワープド出演時は話題にならなかったが、その後有名になったアーティストも多く、ラッパーEminemを始め、ヒップホップグループThe Black Eyed Peas、ラップロックKid Rock、DJ Skrillex、ポップシンガーKaty Perry等ワープドは可能性を秘めたアーティスト達をジャンル問わず積極的にチャンスを与えてきた。
そして去年、Lyman氏は2018年のワープドツアーが最後の米国を周るツアーと発表し世間を驚かせた。ワープドツアー最後の全米ツアーに参加するバンドには、ベテラン組となるPennywiseやReel Big Fishから、ワープドツアー最高出演数のLess Than Jake、ツアー中期から盛り上げてきたThe Used、Simple Plan、Underoath、後期にてワープドを支えたIssues、State Champs、Black Veil Brides等が発表されている。全公演周るバンドもいれば数公演の限定出演というバンドもいるが本当に多くのバンドが参加するツアーになる。
今年は二つのJourneysメインステージに、メタル、ラウド系バンド達が出演する二つのMutantステージ、As It Is、Don Broco、Palaye Royaleといった人気沸騰中の若手バンドが出演するOwlf.fmステージ、そして公演地から来るローカルバンドその数何と150バンドが6つ目のFull Sailステージにて各バンド一日限定出演か数公演出演する事が決定されている。今回そんなラストツアーとなるワープドツアーの特集を組む事にしました。
CHECK POINT 1: ラストに花を添えたライナップ。
新旧バンドは勿論、パンク、スカパンク、ポップパンク、ハードコア、
ハードコアパンク、メタルコア、ラップメタル、ポストハードコア、
エモ、スクリーモ、ニューメタル、ハードロック、デスメタル、
オルタナロック、ラップ、ポップロック、最近このジャンル名で
例える事が少なくなったが、ポップコア、デスコア、クランクコア等
一通りワープドの歴史の中で披露してきた様々な音楽ジャンルの
バンド達が出演予定となる。ワープドをここ10年知るオーディエンス
にとっては素晴らしいライナップに違いない。現在ワープドが出来る
ライナップを集め、ラストツアーと銘打った事でワープドツアーに
世話になったバンド達が数公演出演して花を添える形のライナップ
である。欲を言えば、1995年ワープド立ち上げ時に出演したバンド
も呼んで欲しかった所。Quicksandは昨年に最新作を発表したので
タイミング的には良かったと思うのだが。多くの若手バンドと一緒
は絡みにくいという要素はあるかもしれないが、2000年前半までは
バリバリのパンクツアーだった年もあっただけにもう少し当時出演
していたパンクバンド達の出演も欲しかった所。Less Than Jakeと
Reel Big FishはLyman氏のお気に入りスカパンクバンドとして有名だ
がNOFXやRancidにも出演して欲しかった。去年あったハードコアや
パンクバンドが出演するHardcoreステージがありSuicide Machines、
TSOL、Strung Out等が出演していたがThe Dickiesのメンバーと
ワープド関係者の間に摩擦があった事が報道され、問題がまた起こ
るかもと今年は却下されたのかもしれない。数公演しか出演しないバンドも多いが、ライナップ表をみても非常に豪華である。ライナップの黒色のバンド達は全公演に出演。このライナップで50ドル以下で見れるのは素晴らしい事である。そしてまだサプライズな出演があるかもしれない。
CHECK POINT 2: 格上げバンド、遂に初出演となったバンド達に期待大。
今年のワープドツアーにてメインステージに出演するKnuckle Puck、Waterparks、Movementsは要チェックバンドである。彼等はこれまでワープドに出演経験があるもの今回初めてメインステージに格上げとなったバンドだ。サイドステージの出演はもったいない、メインステージに行くべきというワープドの彼等に対する期待値のプッシュが伝わってくる。ポップパンクKnuckle Puckは前回出演時にはサイドステージであったが当時にして多くのオーディエンスを動員しており管理人も次こそはメインステージと思っていた。ポップロックWaterparksは前回の出演時にはサイドステージ、そこから若いオーディエンスのハートを掴み去年はAlternative Press誌のアワードそしてRocksound誌のアワードを受賞し人気は鰻登り。ポストハードコアMovementsは去年のワープドの小規模ステージFull Sailにて出演。そこからAlternative Press誌に取り上げられる等話題を呼びコアなファン層を増やし、今回二年連続そして大きな格上げとなって出演。そしてMutantステージにて今回ワープドに初参戦するUnearthとNekrogoblikonにも注目。Unearthは結成20年のメタルコアのベテラン、Nekrogoblikonは活動歴は長いもの2010年以降から注目されたデスメタルバンド。Unearthは過去にもワープドの出演を検討した事はあるかもしれないが今回初めての出演となる。同ステージには彼等を見て育ったバンド達も一緒に出演しておりベテランの彼等のライブには注目が集まる。そして2012年に発表した曲No One SurvivesのPVで欧州圏から人気に火が付いたNekrogoblikonは欧州圏が気に入りそうなメロディアスでフォークなサウンドをハイブリッドさせたデスメタル。ワープドオーディエンスに彼等のライブがどう響くのか期待大。
CHECK POINT 3: 今年も様々なコラボレーション、スペシャルゲストとの共演が。
ワープドツアーのライブにとって欠かせないのは出演バンド達によるコラボレーションライブ。これまでも、Pierce The VeilのライブにSleeping With SirensのKellinがゲスト出演し曲King For A Dayを一緒に熱唱、Motionless In WhiteのライブにIce Nine KillsのSpenceがゲスト出演し曲Abigailをプレイ、ArchitectsのライブにCrossfaithのKentaがゲスト出演し曲Even If You Win, You're Still A Ratをコラボ、とこれまで多くのアーティスト達の共演が実現したワープド。原曲でのゲストがそのまま出演、友情からの出演、ヴォーカルの代役等色々な理由がありますが、大勢のアーティスト達が一同に集まり一緒に全米を周るツアーにおいてオーディエンスだけでなくアーティスト側も開放的な気分になり普段やらないコラボなども実現する事がしばしば。既に解散していますがメタルコアAttack Attack!のワープド出演時に当時同じステージに出演していたポップロックHey MondayのヴォーカルCassadeeが曲Smokahontasにゲスト出演し熱唱、とワープド内での親交を深めた共演もありえます。今年は数日限定出演のバンド等を入れると本当に多くのアーティスト達がワープドに集まるのでラストツアーという事もありアーティスト達も思い出作りにコラボライブをする事もあるかもしれません。
それでは、今年のワープドツアーに出演する要チェックバンド達を紹介。本当に多くのアーティスト達が出演するので今回は各ステージから1アーティストをピックアップしました。またワープド全公演に出演するアーティストに限らせて選びました。
JOURNEYs left foot stage:
Waterparks
悩みに悩みぬいてのポップロックトリオWaterparksです。結成7年のバンドで、彼等のマネージメントやプロデューサーをしているのがGood CharlotteのMadden兄弟。そして実力派の多いアーティスト達を抱えるEqual Visionレコードと契約し二枚のアルバムを発表。既にワープドツアーに数回出演しているもの今回初めてのメインステージでの出演。サウンドはポップロックHellogoodbye等のポップでシンセを利用するロック。フロントマンAwstenのメロディ豊かな声にMadden兄弟もヘルプし築き上げたキャッチーなサウンドが特徴。米国や英国で激烈にプッシュを受けているバンド。今年新譜Entertainmentも発売しノリノリの彼等がワープドに参戦。 既に世界各国で完売ライブを連発しアーティストとして成長を遂げた彼等がメインステージでどのようなライブをみせるのか楽しみである。
JOURNEYs Right foot stage:
Movements
昨年Full Sailステージに出演していたポストハードコアMovementsが今年はメインステージに。カリフォルニア州オレンジカウンティにあるRancho Santa Margaritaという比較的新しい街出身の彼等。OC在住の管理人からみるとこの地域は高級住宅地なイメージ。同郷にStick To Your Gunsもいますね。結成3年の彼等は現在デビューアルバムを一枚去年発表、ポストハードコアにエモロックがミックスされたサウンドはTitle FightやBalance And Composureの影響が強く見れます。そしてヴォーカルPatrickが自身の内面を正直に歌詞にし歌うメッセージ性も人気の秘密。Patrickは自身が持つ強迫性障害や鬱病に真っ直ぐに向き合い歌詞にしています。アート的な音楽性と聴く人に響くメッセージによって若い世代中心にコアなファンが出来つつあるバンド。
Mutant RED Dawn stage:
Wage War
フロリダ州Ocala市出身メタルコアWage Warをピック。Ocala市はA Day To Rememberの故郷としても有名であり昨年ADTRは同市から名誉市民の鍵を渡されました。Wage Warも元々ADTRがプレイしていたローカルのライブハウスでプレイしており、Fearlessレコードと契約する際に兄貴分のADTRのフロントマンJeremyとADTRの全てのアルバムを手掛けているプロデューサーAndrew Wadeのプロダクションとも契約。現在Wage Warは二枚のアルバムを発表しており、どちらもJeremyとAndrewがプロデューサーを務めている。今や米国や世界中で大きな存在となったADTRの弟分としてWage Warもワープドツアーには2016年に出演。Jeremyがメロディラインを手伝っているのかスクリームと激烈メタルの間にキャッチーなクリーンヴォーカルが入っている。昨年発表し高評価をえた最新作Dead Weightを引っさげワープドに出演。
Mutant white lightning stage:
Unearth
2000年初頭にメタルコアというジャンルが定着してきた頃に有名になったUnearthが何とワープドツアーに初出演。当時同じシーンで活躍した兄貴分Killswitch Engage、All That Remains、Atreyu、Everytime I Die等はとっくの昔にワープド出演していたのですが何故かこれまで出演の無かったUnearth。北欧デスメタルから影響を受けたスピード感のあるメロディアスなギターワークにハードコア流のブレイクダウンを巧みに取り入れたUnearthは当時のメタルコアシーンの中でも頭一つ抜き出ていた存在であった。また兄貴分であるKillswitch EngageのギタリストAdamがこれまで発表してきた6枚のアルバム中4枚をプロデュースしている。近年は2000年初頭の様な年中活動しているバンドでは無くなってしまったが、現時点での最新作Watchers Of Ruleは高評価を得ておりまだまだ力があることを示した彼等。ベテランとなった彼等のワープドでのライブに期待している。
owlfy.fm stage:
Palaye Royale
カナダ出身のKropp三兄弟によるトリオロックPalaye Royaleがワープドに二度目の出演。一番上の兄Sebastianが高校、ヴォーカルRemington、ドラムEmersonがまだ中学の時に結成。今ではカナダからラスベガスに移住しSumerianレコードと契約。これまで二枚のアルバムを発表している。サウンドはThe Rolling Stones、The Doors、New York Dolls、そしてMy Chemical Romance等ガレージ、インディー、グラムロック等を取り入れた音。彼等の容姿も昔のPanic At The Disco等を連想させるアートロック的な部分があり、現代の若い世代に絶大な支持を得ている。Sumerianレコードが制作しBlack Veil BridesのAndyが主演した映画American Satanにて主人公バンドの曲にRemingtonのヴォーカルが被せての出演を果たしており、Palaye Royaleは同映画にて数曲提供。これからの活躍が非常に楽しみなバンドである。
Full Sail stage:
Islander
Full Sailステージには一日限定で出演するローカルバンドが多数いるため毎公演ごとに大半の出演バンドが変わる事が予想されます。そんな中カリフォルニア州での出演は無いのですがアルトメタルIslanderは数公演に出演予定。Deftones、Glassjaw、Korn、Papa Roach等のサウンドを巧みにミックスしたサウンドはP.O.D.やKornのメンバー達から一押しされています。また元Avenged SevenfoldのドラマーArinもA7X脱退後にIslanderでプレイしていた事も有名。残念ながら去年フロントマンMikeyを除いてメンバー全員が脱退し、現在は新しいメンバーになっています。コロラドからテキサス州のワープドに行く予定のある人は是非チェックして欲しいバンド。一見真面目そうな印象を受けるバンドですが先日新曲I Want Sushi(寿司欲しい)を発表し新生Islanderに驚きました。
sHIRAGIRL Stage:
Whitney Peyton
今年のワープドには西海岸公演限定で女性ヴォーカル、女性メンバーのバンドを全面に出したShiragirlステージも登場。過去にはParamoreやJoan Jettも出演したステージであり、今年はThe Dollyrots、No Small Children、Bridge City Sinners、Elana J、Shiragirl、Blameshift、Turbulent Hearts、MOA、WASI、そしてThree 6 Mafia、Kottonmouth Kings、さらに元Emarosaで現在SlavesのJonny Craig、AttilaのFronz、Tech N9ne、Palisadesと一緒にツアーをした若手ラッパーWhitney Peytonも登場。
WARPED TOUR 101:(初心者の方に為になるワープド攻略法)
先日、日本にてワープドツアーが開催されましたが、今年が最後のツアーとなることで米国のワープドツアーに興味のある方、行こうか迷っている方、そして既にチケットを購入済で渡米を予定されている方、米ワープドツアーについてこれは知っておいた方が為になるというポイントをまとめてみました。
1. ワープド会場には早くに行くことをお勧めします。
公式サイトにも記載されていますがワープドツアーの開場時間は午前11時頃。そして最初のバンドは早ければ11時15分か30分には演奏を開始している場合もあります。管理人は南カリフォルニア州の会場にしか行った事はありませんが、ワープドのドキュメンタリー等を見ていても、全米どの会場も開場前には長蛇の列が出来ているという事がうかがえます。当日の出演タイムは、開場後に知ることになる為お目当てのバンドがトップバッターで出てくる事もあります。バンドの知名度等は一切関係ない出演タイムの為、数年前管理人がワープド会場に入る為外で待っているとAll Time Lowがトップバッターで出演したこともありました。ワープドに来る多くの来場者も本当に早くから会場の外で待っており、猛者等はその日の午前5-6時に会場へ到着する人も居ます。ですから、日本から来る方はなるべく徒歩(日本と違いTaxiやuBer等配車サービス等がどれ程正確に来てくれるか分からない、そして会場の外は恐らく酷い渋滞が予想されます)で会場へ行ける距離の宿泊先を決め、当日はなるべく早くに会場へ着く事をお勧めします。
2. ワープド会場に缶詰め3缶、または5ドルの募金で通常とは別のエクスプレスラインに並ぶ事が出来ます。
ワープド会場前にはFeed Our Children Nowという恵まれない子供達に食べ物を与え支援する機関がテントを出しています。そこへ食べ物の缶詰3缶、5ドル、または要らなくなった携帯電話を寄付する事で会場に入る為のエクスプレスラインに並ぶ事が出来ます。開場後、先ずこのエクスプレスラインに並んでいる人達が優先で会場入りする事が出来ます。これは是非使った方が良いです。ワープドに行く前に宿泊先の近くにもし1ドル(日本でいう100円)ショップがあった場合3ドルでエクスプレスラインに並ぶ事も可能です。しかし、ワープドオーディエンスも全く同じ事を考えておりエクスプレスラインも長蛇になっている会場も多々あります。管理人が行った2016年には会場前に8時に着きましたが、既に長蛇の列が出来ており、エクスプレスラインを探していると何とこの長蛇の列がエクスプレスラインであり、良く見ると列に並んでいる全員が缶詰の入った袋を下げていたという経験があります。しかし一応優先的に会場入り出来る為使わない手は無いですね。
3. 水の入ったボトル一本持参可能。
ワープド内には当たり前ですが食べ物や飲み物が売られています。しかし、水のボトルを自分で持参し水代(中で買うと会場によりますが3-4ドルが相場です)をフリーにすることが可能です。この「ボトル」というのは市販されているペットボトルのミネラルウォーターの事です。1Lのボトルです。日本では自販機で売っているミネラルウォーターのペットボトル(プラスチック)です。公式サイトに記載されていますが、「空けてないペットボトル」とある為宿泊先の近くにある雑貨店やスーパーで購入をお勧めします。ワープド会場内ではミネラルウォーターがフリーで振舞われており何時でも持参したペットボトルに水を入れる事が可能です。また、近年ワープドにはエナジードリンクのMonsterエナジーが飲み放題のトレイラーを提供していますが、このトレイラーも開場後1-2時間後には長蛇の列を作る事になりエナジードリンクを飲む為にわざわざお目当てのバンドのライブを見過ごしたという事にならない様に、エナジードリンクのフリーサービスは開場後1-2時間の間がお勧め、あとは水をお替りする事でただの水分補給には十分なります。
4. ワープドの出演タイムが張り出されたら1-2ドルで出演タイムのコピーを購入する事が可能。
最初の出演バンドがプレイする前に上手く会場入り出来たら、出演タイムが張り出される会場の中央へ行く事をお勧めします。ここでは3つのやり方で出演タイムを得る事が出来ます。先ず一つ目は開場に配布されている白紙の用紙に自分の手書きで(ペンは持参する事が出来る)出演タイムやお目当てのバンドの出演タイムを書き込むやり方。少し時間は掛かります。二つ目は自分の持っている携帯でスケジュールを撮影し、写真を見ながらその日のスケジュールを立てる。しかし、このやり方だと写真を携帯に映し出しズームしてやっていく作業が必然をなってきます。そして三つ目、出演タイムの近くに必ずその日の全スケジュールが書かれているプリント用紙を売っている人が居ます。会場によりますが値段は一枚1-2ドルです。管理人は自分で書き込む時間が勿体ない事、その日の会場のステージの位置等を直ぐに把握したい等あるので短時間でスケジュールをゲットしたい、そして携帯にスケジュールの写真を取り込んで毎回毎回ズームしてやっていく作業が面倒と思っているので、スケジュール表を毎回購入しています。購入すれば一目でどのバンドが何時にどのステージに登場するかが分かり時間をつぶす事無く会場を探索し最初のバンドを見る事が出来るのです。1-2ドルでも高い!という方は上の二つのやり方でも問題なくその日を過ごせると思います。ワープドツアーはスマートフォン用のワープド公式Appを用意しておりダウンロードを勧めています。そのAppでその日のスケジュールを作れる機能があるのですが、管理人は数回試しましたが使い勝手が悪くAppでのスケジュールを立てる事を諦めた経験があります。
5. お子様の居る方はフリーで入場可能。
それぞれのご家庭でお子様の音楽ライブに行ける年齢は違っていると思いますが、もし自分の子供もワープドに連れて行きたいと思っている方、チケット一枚で大人はフリーとなります。一人の子供(16歳未満)にワープドツアーの入場チケット一枚で、一人の親(28歳以上)が入場可能となります。一応ワープドツアーは全年齢入場可能です。会場入りする前に「Parent Wristband」を取得する事が必須であり、会場の外に恐らくそのリストバンドを配っているテントがある筈です。管理人も子供が二人いますがこのParent Wristbandは使った事が無いので未経験者です。公式サイトには親は自身の顔写真がある身分証明書(運転免許証、パスポート)を持参、自身の子供を一緒に連れて行き、購入した一人分のチケットを提示する事でリストバンドがもらえるそうです。
6. 持ち込み可能リストはこちら。
公式サイトに記載されている持ち込み可能な物品のリストは
ー小さめのバックパックや手カバン、ファニーパック
ー開けていない新品のミネラルウォーターのペットボトル
ー折り畳み傘
ー日焼け止めクリーム(スプレータイプは駄目)
ーデジカメ、プロ仕様カメラ所謂DSLRもOKしかし勧めない(GoProや自撮り棒は駄目)
ーボールペン、アーティスト達のサイン用とスケジュールを書く為
ー少量のスナック菓子
持ち込み可能なリストは記載されていますが、なるべく軽装でワープドツアーに行くことをお勧めします。会場にもよりますが、ワープドツアーとセキュリティの連携が上手く行っていない会場も多く、管理人は以前ゲートにいてセキュリティチェックを受けた際にペットボトルは禁止と言われ捨てられた事があります、ペットボトルの蓋を外していけ(意味が分からない)、デジカメも持ってくるな家に置いてこいと言われた事もあり、そういった場合(携帯に写した)持ち込み可能リストを見せてセキュリティの方を説得すれば大抵はOKされます。しかし、余計な物を持ち込まず、自分にとって必要最低限の荷物であればセキュリティのチェックに引っ掛かる事は先ず無いと思います。近年、米国では銃乱射事件を始め色々な物騒な事件が相次いでおりセキュリティの強化をする場合も想定しておいて下さい。
上のポイント以外にもワープドツアーについて質問のある方はお気軽にご連絡下さい。サイトのCONTACTから質問は受け付けています。