Children Of Bodom/Bodom After MidnightのフロントマンAlexi Laihoが他界。
1/4/2021
Children Of Bodomの結成メンバーであり、昨年からBodom After Midnightにて活動していたギタリスト兼ヴォーカルAlexi Laihoが他界。享年41歳。
先週Alexiはフィンランドヘルシンキにある自宅にて亡くなった事が発表。現在、死因は発表されていません。
Bodom After Midnightは以下に発表。
「今回Alexi Laihoの他界を公表する事になりバンドメンバー達は深い悲しみの中にいます。親愛なる友人でありバンドメンバーだったAlexiの突然の死に俺達の心は張り裂けてしまっている。バンドが歩んできた活動は始まったばかりであり、このショックと深い悲しみはとても言葉では言い表せない。
どうか貴方のソウルが安らかに眠れますように。貴方の事をずっと思っている。We Love You Brother。
俺達の思いはAlexiの家族に向けられている。今後の発表そしてメディアでのインタビュー等は一切行う予定はない。この悲劇を受け止める時間が必要であり、どうかプライバシーを尊重して欲しいと願っている。理解とサポートをありがとう。
Daniel、Mitja、Waltteri」
https://www.instagram.com/p/CJnnyBgA8Py/
AlexiのオフィシャルInstagramにはマネージメント/家族から以下に投稿。
「世界的に有名なギタリストの一人であったAlexi Laihoが他界しました。ミュージシャンAlexiそしてChildren Of Bodomのフロントマンはフィンランドのヘルシンキにある自宅にて先週他界。彼は長きに渡る健康問題に苦しんでいました。
1993年、AlexiはドラムJaska Raatikainenは共にChildren Of Bodomを結成。バンドは2019年12月のラストライブまでフィンランドで最も国際的に評価されたメタルバンドの一つでした。
Children Of Bodom以外にもAlexiはWarmen、Sinergy、KylahullutそしてThe Local Bandといったバンドでも活躍。Metal Hammer誌のGolden Godsアワードそして多くの国際的なアワードも受賞。Alexiは100人のギタリスト達が一同に会した2015年のヘルシンキフェスティバルにてメインアーティストでもありました。Bodom After Midnightにて一緒に活動したDaniel Freyberg、Mitja Toivonen、Waltteri Vayrynenは ”親愛なる友人でありバンドメンバーだったAlexiの突然の死に俺達の心は張り裂けてしまっている。このショックと深い悲しみはとても言葉では言い表せない” と発表。
カリスマ性のあるギタリスト/ミュージシャンだったAlexiは義父、名付け親、そして叔父として家族と共に楽しく暮らしていました。近年では家族との大切な時間がAlexiのツアーライフと良いバランスを取っており、Alexiは姉、両親、姪と非常に良い関係であった。Alexiの姉は、”私達は大きなショックと深い悲しみにいます。私達にとってこの困難な時をご理解して下さるようお願いいたします。弟の葬儀は家族にてプライベートで行う予定です” と発表。
オーストラリアにいるAlexiの家族もAlexiの事をいつまでも思っているとし、”Alexiは愛のある素晴らしい夫そして父親でした。私達の心は永遠に張り裂けてしまった。” Kelli Wright-Laiho
Bodom After Midnightのメンバー達は今後この件についてのインタビューを予定していません。
Jouni Markkanen、Bodom After Midnightマネージメント」
https://www.instagram.com/p/CJnnGMlAie8/
Children Of Bodomにて長年一緒にプレイしたJaska Raatikainen、Henkka Seppala、Janne WirmanはChildren Of BodomのオフィシャルInstagramにて以下に投稿。
「世界的に有名なギタリストの一人であったAlexi Laihoが他界しました。ミュージシャンAlexiそしてChildren Of Bodomのフロントマンであった彼はフィンランドのヘルシンキにある自宅にて先週他界。彼は長きに渡る健康問題に苦しんでいました。25年以上もの友人であり、ブラザーが亡くなってしまった。世界は素晴らしい作曲家そしてグレイテストなギタリストの一人であるAlexiを失う事になってしまいました。彼との思い出そして彼が作って来た音楽は永遠に生き続けるでしょう。私達の思いは大変な時にあるAlexiの家族へ向けられている。Henkka、Janne、Jaska」
https://www.instagram.com/p/CJn6deQnntQ/
Alexiと共に1993年にInearthed(Children Of Bodomの前身)を結成し1997年にChildren Of Bodomに改名、子供時代からの付き合いのJaskaは自身のFacebookにて以下に投稿。
「Alexiと最後に会ったのは2019年12月に行ったラストライブだった。俺は彼をハグし、またな、と言って。俺の思いは彼の家族に向けられている。ハートブレイクだ。彼との思い出に敬意を表するよ。Jaska」
https://m.facebook.com/pg/JaskaRaatikainenCOBHC
Children Of Bodomに加入しAlexiと共にBodom After Midnightを立ち上げて最後まで一緒にプレイしたギタリストDaniel Freybergは以下に投稿。
「”俺達は墓に入るまで一緒にプレイするぞ。” あなたはそう最近俺に言ってくれた。まさかこの言葉がこんなに早くに現実になるなんて誰が思うだろうか。あたなと一緒にプレイできた事は俺にとって光栄なことだったよ。あなたはとんでもない才能を持っていて、作曲家としてレジェンドであり、このシーンのレベルを上げた立役者だ。あなたの人生に加わる事が出来、友人となり、一緒にプレイ出来た事は本当に素晴らしく俺の財産だったよ。あなたと一緒に活動した思い出はいつまでも忘れない。あなたの死が信じられないしそしてとても悲しいよ。あなたについて書いていても直ぐに涙が出てきてしまうんだ。あなたの事を恋しく思わない日は無いよ。俺の心はあなたの家族とあなたが愛した人々へ向けられている。安らかに眠ってくれブラザー、また向こうの世界で会おう。」
https://www.instagram.com/p/CJoV8RBJ6Wp/
Alexiと幾度もツアーをした友人であるArch EnemyのギタリストMichael Amottは「言葉がでない。RIP Alexi Laiho」と投稿。 https://twitter.com/Michael_Amott/status/1346044764144197632
Children Of Bodomと同郷であるAmorphisも「すごく悲しいニュースが入った。Alexiはとんでもないミュージックのオーラに包まれたアーティストであり、彼の音楽は多くの人々に届けられた。彼の死が未だに信じられない。俺達のファミリーであり友人よどうか安らかに。」 https://www.instagram.com/p/CJn5jESrFMU/
フィンランド出身のNightwishも、「Rest In Peace Alexi。余りに早い死だよ。」とTuomas Holopainenとの写真を投稿。https://www.instagram.com/p/CJoVIvyFaQ_/
Children Of Bodomと一緒にツアーしたLamb Of GodのギタリストMark Mortonは「Alexi Laihoは素晴らしい才能、純粋で温かい人だった。彼の事を本当に恋しく思っているよ。Rest In Peace Alexi」
https://twitter.com/MarkDuaneMorton/status/1346062205469536259
ギタリストMarty Friedmanは「Alexi Laihoのの早過ぎる訃報に本当に落ち込んでいる。彼の残した音楽は非常に大きかった。」 https://twitter.com/marty_friedman/status/1346088590103564289
TriviumのフロントマンMatt Heafyは「俺の音楽のヒーローよRest In Peace。Children Of BodomのSomething Wild、Hatebreeder、Follow The Reaperが無ければTriviumは存在しなかった。Alexiあなたの事を思っているよ。Bodomの楽曲の好きな曲はなんだい?」
https://twitter.com/matthewkheafy/status/1346086395392229378
そして自身のチャンネルにて曲Downfallをアコギカバーし披露: https://youtu.be/R5Wf_ecqzsU
Alexiと数十年前に結婚し一緒にSinergyで活動した元妻Kimberly Gossも自身のInstagramにてAlexiへの思いを投稿。
「私の初めての本当のLove、バンドメイト、そしてベストフレンド。このパンデミックにおいて私の希望の光だった事は、あなたと色んな事をお話できた事だった。幾度ものFaceTimeコール、メッセージでの受け答え、電話コールは一生忘れない。あなたと一緒に居たステージ上、そしてプライベートでの時間、そして別れても友人として接していたこれまでの時間はとても大切な思い出です。
Allu、私の心は全て壊れてしまった。あなたは私に安らぎを与えてくれた、そして一切の後悔はない。本当にありがとう、そしてI Love You Forever and Always。
あなたとTommi(Tommi LillmanはSinergyで活動したドラマー、2012年に他界)は一緒に居るでしょう。まるで昨日の事の様に、あなた達の楽しそうな笑い声が聞こえてきそう。あなたを愛する人や私達はあなたの事をずっと思っています。あなたのレガシィはミュージックシーンで生き続けるでしょう。どうか安らかに目を閉じて休んでいてね。
I Love You Allugator。
-Kimberly (Kani)」
https://www.instagram.com/p/CJn-IdnBFcg/
2019年12月15日に地元で行ったChildren Of Bodomのライブを持って26年間ドラムを担当したJaska、初期時に加入し発表してきた全ての作品に参加していたベーシストHenkkaとキーボードのJannが同時に脱退するニュースは多くのメタルファン達に衝撃を与えました。Children Of Bodomのバンド名はJaska、Henkka、Janneが経営する会社AA&Sewira Consulting Oyによって管理されている事が明らかになり、2019年6月に三人はフィンランドの特許庁に書類を提出。出願審査後三人の書類が5年間の期限付きで認可されたそうです。同権利は同年の10月1日からの5年間となっており、AlexiはJaska、Henkka、Janneの許可を得ない限りCOBの名前を出して活動する事が出来ない事を発表。
昨年脱退メンバー達はAlexiがCOBの名前の保有権を脱退メンバー達に売った事を公表。そんなAlexiはギタリストDanielと共に英ゴスメタルParadise Lostで活躍するドラマーWaltteri Vayrynen(元Vallenfyre)、ハードロックSanta Cruzの元ベーシストMitja Toivonen、そしてバンドはツアーキーボード奏者にプログメタルHumangod等で活躍するLauri Salomaaを加入させてBodom After Midnightの活動を表明。2020年10月にデビューライブを行い、11月には新譜の制作の為にスタジオに入り、12月にはNapalmレコードと契約し2021年に新譜を発表する予定とし、着々と準備を進めていた矢先の出来事でした。
こちらAlexiのラストライブとなった去年のBodom After Midnightでのライブ映像です: https://youtu.be/DAbm2ViQVgk
RIP Alexi。