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元PanteraのPhilipがVinnieの訃報を知った当時の思いを語る。

November 20, 2018

元Panteraのフロントマンであり、現在Down、Superjoint、ソロ活動も行うPhilip Anselmoが今年6月に他界したPanteraのバンドメイトでありドラムVinnie Paul Abbottについて語りました。

 

Vinnieの死因は拡張型心筋症という心筋の病気から来る突然死、心不全である事が発表。初期段階では自覚症状があまりなく、発見が遅れてしまうケースもあり、突然死もまれではないそうです。

 

Vinnieは6月30日に弟であるDimebag Darrell Abbottの眠るお墓と兄弟の母親Carolynさんが眠るお墓の横に安置された事が発表。Vinnieが生前大ファンだったKISSがデザインされた棺と共に安らかに埋葬されたそうです。

 

今回PhilはVinnieの訃報ニュースを聞いた当時の状況を説明、Vinnieへの思いを語りました。
「当時、俺はその年の始めに行った背中の手術でのリハビリに励んでいて、リハビリがとても上手く行っていて上機嫌だった。そして、Vince(Vinnie)のニュースを聞いて、俺の心はしぼんでしまったよ。

 

(これまで公にPhilとVinnieはお互いの意見をぶつけ合い決して仲は良くなかった事について)俺ははっきりさせたいが、Panteraをやっていた時は大親友だったのが、俺達の溝は年を重ねる毎に開いていったよね、本来ならお互い信頼しあった仲だっただけにあのぶつかり合いは本当に酷い思い出だよ。Vinceが亡くなった事については、皆には味わって欲しくない程の深い悲しみと心の痛みだ。だからこそ皆には大切な友人や知人には優しくして欲しい。意見がぶつかり合う事もあるかもしれない、しかしそういった意見の相違も置いて、お互いを認め合い大切な関係を続けて行って欲しいね。もう喧嘩を見るのは沢山だよ。

 

Vinceは素晴らしい男であり、最高なミュージシャンであった。凄まじいドラムプレイに、計画性のある男で誰よりもきちんとしていた。本当の所Pantera時代、俺、DimeそしてRexは皆大概酔っぱらっていて毎回Vinceだけがきちんと活動をしていたよ。彼はツアー中、俺らが酔っぱらっている中、運転もやったしライブのセッティングもやっていた。Vince本当にありがとう。彼は本当に真面目な男だったよ。」

 

またVinnieの弟であり2004年に他界したDimebag Darrellについて、Downが2007年に発表したDownIII: Over The UnderはDimebagを思い制作した追悼アルバムである事も明かしました。Dimebagとの思い出を描きながら作詞する事はとても辛かったが、Dimebagの為そして自身の悲しみを音楽にする事によってセラピー効果もありやらなければならない作品だったと説明。またVinnieへの思いを綴った作品も今後あるかもしれないと発言。

 

こちらPhilのインタビュー動画です、Vinnieへの思いの下りは14:25あたりから:
https://youtu.be/6UYwKHsMUMI

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