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Kornが元ドラムDavidに対し訴訟。

February 4, 2019

Kornが結成メンバーであり2006年に脱退した元ドラマーDavid Silveriaに対して訴訟を起こした事が報道。

 

バンドとDavidが訴訟に発展したのは2015年以来。前回はDavidがKornが活動を休止している時期に脱退し2013年にバンドに復帰しようとしたがバンドから拒否された事、また自身はバンドでのロイヤリティを受ける権利がありバンドに対して自身が脱退した後いくら儲けていたのか、そして自分の配分を受け取る権利があるという事について訴訟を起こしていました。この訴訟に対してKorn側がカウンター訴訟。結果、Korn側がDavidに手切れ金を渡す代わりにDavidが保有しているKornでの権利をはく奪するという形で決着。

 

しかし、KornはDavidが2018年7月に音楽ストリーミングサービスが支払うデジタルロイヤリティを管理する権利団体SoundExchangeに対し、自身のKornでのロイヤリティを請求した事で今回の訴訟に踏み切った事が報道。バンドはDavidに対し2015年にお互いに決着をつけた訴訟での約束を破る行為であり、SoundExchangeに申し立てたクレームを直ぐに取り消す事を要求。また報道では、Davidは現在も申請を取り消しておらず、SoundExchangeはKornへのロイヤリティをホールドした状態であり、バンドはDavidの行為によって約2900万円を損失した事が報道。

 

Kornのメンバー、Jonathan Davis、James Shaffer(Munky)、Reginald Arvizu(Fieldy)、そしてBrian Welch(Head)の一同はDavidが前回の訴訟で決着した約束を破った事、またDavidが今後一切バンドのロイヤリティへ関与出来ない様にする訴訟を起こした事が報道。

 

こちら今回の訴訟記事: https://theblast.com/korn-royalties-lawsuit/

 

2015年の訴訟でDavidはKornは2013年に一度脱退したギタリストHeadを復帰させたのに対して自身の復帰を認めなかった事に酷く憤慨している事を説明。またKornのJonathanはDavidについて、バンドが発表した初期二作品ではDavidはドラムを楽しくプレイしていたのに対しその後はドラムへの情熱が失せてしまっていた事を発言。Davidは2013年にKornファンに対して、当時のKornは自身の様なファンキーなドラマーがいないとバンドのグルーヴ感が出せていない、自分が復帰してKornを再建させると発言していました。

 

Davidは去年それまで活動していたバンドCore 10を数メンバー達と同時に脱退し、新しいバンドBIASを結成。Kornは現在新譜の制作中である事が発表されています。

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