Vinnie Paulが他界して一年。バンドメンバーがVinnieへメッセージを送る。
June 25, 2019
Hellyeah、Pantera、Damageplan等で活躍し去年6月22日に拡張型の心筋症、虚血性心疾患によって他界したドラマーVicent (Vinnie) Paul Abbott(享年54才)。
他界後の一週間後Vinnieの故郷テキサス州にある墓地にて、2004年に他界した弟Dimebag Darrellと母親Carolynさんの墓地の横にVinnieも埋葬されました。またVinnieが子供時代から憧れていたバンドKISSのメンバーであるGene SimmonsとPaul StanleyがVinnieの為にと特注したKISSの棺にVinnieは納棺されたそうです。お葬式にはKISSのオリジナルギタリストAce Frehley、DisturbedのDavid Draiman、NickelbackのChad Kroeger、AnthraxのCharlie Benante、FozzyのChris Jericho等が参加。
こちら他界後に投稿されたVinnieの追悼映像です: https://youtu.be/qDQ7wQ2fIFI
今回Vinnieの他界から一年が経過しHellyeahにて一緒にプレイしてきたギタリストTom MaxwellがVinnieへ向けてメッセージを投稿。
「俺達Hellyeahにとって貴方が居なくなった代償はとても大きかった。貴方の笑顔、連られてしまう貴方の笑い声、常に周りの人達を見ていた貴方の気配り、その全てが変わってしまったよ。俺達は昔の様にまとまりの無い存在になってしまった。貴方の居ない毎日が辛いよ、皆を簡単にまとめ上げ鼓舞してくれた貴方が居なくなった事が本当に悲しい。朝起きて何をすべきなのか手探り状態なんだ。そんな中で俺達は頑張っているよ。あるメンバーは良くなったし、そうでないメンバーもいる。何処へも向けられない愛こそが悲しみだと俺は思っている。
俺達の新譜が今度発売されるよ。貴方は誇りに思ってくれるだろう。俺達は貴方との思い出、そして貴方がやりたかった事を尊重して制作した。制作は難しかったよ。情熱は薄れかけていたし、いつ終わっても不思議じゃなかった。でも俺達が活動を続けなければ貴方が悲しむだろうという思いから俺達は立ち上がり最後まで制作する事が出来たんだ。
俺は時折なん日も、そして数週間ギターと向き合わない生活を送っている。貴方を失った悲しみから俺が持っていた情熱や意欲が大きく失われていってしまったが、願わくばまた元通りに戻ってくれれば良いなと思っている。またHellyeahの兄弟たちと一緒にツアーや活動を始めたら音楽に対する情熱が戻って来てくれるかもしれないね。そして貴方がそれを望んでいる事も理解しているよ。貴方はいつだってポジティブ思考な人だった。俺もそうなりたいと思っている、俺達全員だ。
We Love You Vince。貴方が居なくなって本当に寂しいよ。今度のツアーでは俺も愛用ハットに靴を履き、最高のHeallyeahライブを見せて全てをぶっ壊してやるつもりだ。
何時も俺の傍に居てくれてありがとう。貴方の人生の中に俺を迎えてくれ、友人でいてくれ、励ましてくれてありがとう。貴方が居なくて本当に寂しいよ、いつの日かあの世で貴方と出会える時が来るだろう、その日まで。」
こちらTomの投稿文: https://www.facebook.com/hellyeahband/photos/a.10151927901002378/10157315842562378/?type=3&theater
Hellyeahは9月27日に新譜Welcome Homeを発表予定。新譜はVinnieが生前レコーディングした最後の楽曲を収録。
曲Welcome Home: https://youtu.be/aeO03cdClE0
曲333: https://youtu.be/v5LFdsxe8Gk