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System Of A DownのドラマーJohnが今後バンドが新譜を作る事はないだろうと発言。

February 21, 2020

System Of A DownのドラマーJohn Dolmayanがインタビューに応え、バンドは今後新しい楽曲をレコーディングする事はないと自身の見解を述べる。

 

バンドは2016年頃に新譜を制作している事を発表しファンを歓喜させましたが2018年に入り新譜の制作を停止した事を発表。

 

バンドは2005年に発表したMezmerizeとHypnotizeを最後にアルバムを発表しておらず、多くの人々が新譜についての情報を待っている状態が続いています。今回JohnはLoudwireのインタビューに応えお蔵入りとなったSystem Of A Downの新譜について、そして今後について語りました。


「(先日ベーシストShavo OdadjianがSOADの新曲はこれまで作った中でも最高な曲といった発言について)

俺的にはあの新曲が俺達のベストな曲とはハッキリと断言は出来ないし分からないよ、だって俺達は曲を完成させていなかったからね。あの新曲がベストだなんて誰にも分からないよ、(結局発表しないのだから)だいたい何の意味があるの?もし新譜がキチンと完成し世間にリリース出来たら...まあそれは無いかな。でもそうやってキチンと発表されない限りは新曲が良いか悪いかは決めれないよね。俺達は常に自分達が誇れるアートを作っているだけだからさ。


恐らくShavoが言いたかった事は、自分達にとって最も誇れる曲だった、と言いたかったんじゃないかな。先ず、あの新譜は俺達4人が揃って初めて完成されるべきな作品であって、Serj (Tankian)はあの新譜に何も干渉していなかったからね。彼はリハーサルの場にも来ていないし、彼自身のアイディアを持ってきた事も無く、一緒に作曲する事も無かった。あの新譜は他の俺達3人が是非新譜になって欲しいと願って作った楽曲であって、結果的にそれは叶わなかったという訳だよ。でも楽曲は素晴らしく良かったよ、それは言えるね。あの楽曲には色んな可能性が秘めていた。」

 

「(メンバー間の関係を修復する為にカウンセラー等のプロフェッショナルな人材を迎えるアイディアは無かったのか)

そのアイディアは2006年頃に出ていたよ。でもカウンセラーセッションが行われる事は無かったね。出来ていたらもしかしたらヘルプになっていたのかもしれない。メンバーの中には一向にやる気を見せない、外からの観点からしかバンドを見ていない奴も居たからね。これまでもどうやったらこのバンドの現状を修復出来るのか色々と試行錯誤してやってきたつもりなんだよ、でも現状が変わる事は無かったんだ。

 

俺達は本当に頑固でアホなバンドだよ。自分達のベストに向けて決断する事も出来ないバンドだからね。このバンドには勝手な事が多すぎるよ、まあ人間だからわがままな部分があって当然なんだけどね。非常に残念だけど新しい作品を作る気配はないんだ。そして俺自身System Of A Downが新しい作品をレコーディングする事は今後無いんじゃないかなと思っているんだよ。本当に悲しい事なんだけどね、俺達は自分達の可能性に掛けられない、恐らく今後も無いと思っている。」

 

Johnのインタビュー記事と音声はこちら:https://loudwire.com/john-dolmayan-system-of-a-down-never-reach-potential/

System Of A Downの下りは17:30頃

 

インタビューを行っている女性記者もJohnの発言に対し、そんな悲しい言葉で締めくくらないでと悲しい発言。これに対しJohnは、自分はこの現状に対し悲観的になってしまっているが、先日Rage Against The Machineも復活出来たしToolも新しい作品を作れたのだから何が起こるか分からないからね、と締めくくっています。

 

JohnのカバープロジェクトThese Grey Menは来週2月28日にデビュー作を発表予定。新譜にはインタビューでも発言していたSerj(インタビューでは色々と言ってますがSerjとの仲は良い様です)、Avenged SevenfoldのM.Shadows、Rage Against The MachineのTom Morelloがゲスト出演しFoo FightersのフロントマンDave Grohlが所有するStudio606にてレコーディングされた様です。

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