Asking AlexandriaのDanny Worsnopが一度脱退し復帰した当時の出来事を語る。

12/30/2020

Asking AlexandriaのDanny Worsnopが一度脱退し復帰した当時の出来事を語る。

Asking AlexandriaのヴォーカリストDanny Worsnopとギタリスト兼ヴォーカルBen BruceがAftershockフェス、Rock On The Rangeフェス等を手掛ける大手プロモーターDanny Wimmer Presentsとのインタビューに出演。


インタビューでは、バンド活動を時系列で質問する形式で行われ、バンド名Asking Alexandriaは特定の人物Alexandriaは存在しなく、DannyとBenによるとこれまでバンド名の経緯についておよそ100以上のストーリーを説明してきており、特にこれだという理由はない事を説明。またバンドはBenがドバイ(英国籍の家族で移住していた)に住んでいた時に結成され、Benがイギリスに帰国した際、メンバーを一新させて結成。


2015年、突如バンドからの脱退を発表したDannyは当時について以下に語る。

「あの脱退については色んな理由があったんだ。まず、あの当時バンド内では非常に大きな問題を抱えていた。そしてバンド活動に集中したい俺達メンバーには大きなプレッシャーと闘いながらやっていた事で負の状態だった事が大きな理由だね。周りの人は口々に、もし今私的な事情で活動を休んだら、ツアー活動を休んだらもうお前達のバンドとしての活動は間違いなく終わると言ってきていた。俺達はそういった周りから押される形で活動を続けており、Asking Alexandria以外の活動は禁止するみたいな空気が流れて脅迫されているのような感覚だったんだよ。その少し前から俺は気分転換をしたくソロ活動を希望していたんだ、ソロでの曲はAsking Alexandriaとは違ったサウンドでね。しかし、自分がソロ活動をやってみたいという事以上にそれまで蓄積されたバンド内の負の感情が一気に爆発してしまい、ポジティブな環境にないこのバンドから離れたいと思って脱退を決意したんだ。俺達は本当に悲しみ落ち込んでいたよ、そしてお互いを恨みあったけど、当時のバンドが置かれていた状態について怒っていたんだ、決して他のメンバー達に対して怒っていたわけでは無い。当時のバンドに置かれた状況にたいして誰もが無力であり、大きな不安を抱えながら誰に寄り添えば良いのかもわからなかったよ、そしてお互いのフラストレーションを溜めていたんだ。」


Danny脱退後、バンドはMake Me FamousやDown & Dirtyで活躍していたウクライナ出身のDenis Stoffを後任として迎え、翌年Denisと一緒に制作したアルバムThe Blackを発表。元々Asking Alexandriaに憧れてMake Me Famousを結成したDenisは大きな夢が叶ったとし、またAsking Alexandriaメンバー達もDenisを温かく迎え入れた事で順調なヴォーカルチェンジと思われていたもの、2016年の秋に突然Denisの脱退が発表され、直後からDannyの復帰ニュースが流れだし、Denis脱退後に行ったヘッドラインツアーにてDannyは正式に復帰。


当時の復活劇についてDannyは「ギタリストのBenと俺は全くの偶然で出会ったんだよ。俺はLos AngelesにWarner Brothersが制作していた映画のオーディションを受けに来ていた。Benは出演している映画American Satanの撮影で同じスタジオに居たんだ。俺が脱退してから俺達は一度もコミュニケーションを取って無かったんだよ、でもそのスタジオで久しぶりに再会しその夜に食事し飲んで楽しい時間を過ごした。再開の席上では仕事やバンドについての話は一切しなかったよ、でもその再開によって俺達の絆的な芽が生まれた事は確かだった。それから俺達が久しぶりに楽しそうに遊んでいるのを見ている周囲も、”どうなんだよ?バンドはDenisと別れたみたいだし、直ぐにツアー予定みたいだ、ツアーだけでもまた一緒にやってみないか?” と聞いてきたんだ。その時はまだ俺自身復帰について全く考えもしていなかったから、周囲には ”まだ分からないよ” とだけ説明していたんだけどね。すると今度は ”では一緒に音楽だけ作ってみるだけと言うのはどうだろう?ゆっくりやればいいし、バンドメンバー達も状況を理解している。プレッシャー無し、そして一切のビジネス的な交渉もしない、この音楽セッションで上手くいかなければそれまで。もしセッションが良ければ、お互いの為にもなる。” という気楽にスロウなペースで音楽を作って行きまたバンドとしての連帯感が生まれれば良いねという事でまたやってみる事にしたのさ。そして、その第一段階という事で既にAsking Alexandriaが決めていたヘッドラインツアーに一緒に出てバンドと一緒に各地を回り一緒に音楽をした事で、俺の中にも復帰はありだと再確認できて、OKしたんだよ。」


Dannyが復帰したAsking Alexandriaは翌年の2017年にセルフタイトルアルバムを発表し、今年にはアルバムLike A House On Fireを発表しています。因みに、DannyはAsking Alexandriaを脱退した後、ハードロックWe Are Harlotを結成し2015年にデビュー作を発表。Classic Rockマガジン主催のアワードでも新人賞を受賞する等良いスタートを切っていましたが、DannyがAsking Alexandriaに復帰する事により活動休止状態となっています。Asking Alexandriaに復帰した当時はWe Are Harlotもサイドとしてでなく、両立して活動すると発表しており、新譜も予定されていました。しかし、Dannyがソロ活動もスタートした事によりWe Are Harlotの活動が休止状態に。今年に入りDannyはギタリストJeff GeorgeとWe Are Harlotの新譜を作っている事を発言。活動休止中にドラムBruno Angraが脱退し、それまで作っていた楽曲の殆どをBrunoが作曲していた事により、We Are Harlotは現在新曲を作り直している所だそうです。


こちらAsking AlexandriaのDannyとBenのインタビュー映像: https://youtu.be/ne0WOpGzOKk


そして、インタビューでは二人に対しバンドをやろうと思ったきっかけについて問うと、BenはMachine Headのライブを最前列でみた時、そしてDannyはBon Joviのライブを見てバンドをやりたいと思ったそうです。