Foo FightersのTaylor Hawkins最後のメッセージをJane's AddictionのPerry Farrellが追悼と共に公開。
3/28/2022
先週Foo Fightersのドラマー兼ヴォーカルTaylor Hawkinsがツアー先であるColombiaの首都Bogotaのホテルの部屋で亡くなったニュースは大きな衝撃を与えました。
Taylorの訃報を受けFoo Fightersと共にLollapaloozaフェスに出演し、ライブで共演していたJane's AddictionのヴォーカルPerry Farrellが友人であったTaylorを思い追悼。
Perry FarrellはLollapaloozaフェスの主催者であり、3月18日と20日のLollapalooza ChileやArgentinaではFoo Fightersのライブにゲスト参加してJane's Addictionの曲Been Caught Stealingを一緒に演奏していました。
Lollapalooza 2022 Chile: 1:57:20ごろ
Lollapalooza 2022 argentina: 1:53:45ごろ
Perry Farrell:
「昨日Taylor Hawkinsが亡くなりました。彼は私のベストフレンドだった。彼は私のワイフ、子供達そして愛犬からも愛されていました。Taylorが我が家に来ると、私達は一緒に作曲し愛犬Cloudはいつも彼の横に座っていた。彼は私の人生においても最も情熱を持ったドラマーの一人でした。彼の事を思い一言で表すなら:Velocity(速度、音の強弱)。彼は自身を持ってドラムを打ち込む事が出来る才を持っていました。彼は私の心の中でも大きな存在でした。彼は素晴らしくピュアな心を持った男であり心を開いた私は彼と親友になったのです。私はよくTaylorからテキストメールを受けていました。そこには彼が書いている、書こうとしている曲、または私にチェックしてもらいたい曲の歌詞の一部が書いてありました。私達の会話は殆どが音楽の事から始まっていた。例えば、(Taylor) ”YESは好きか?彼は貴方(Perry)の声に似ているね”、私は ”ああYESは好きだよ。” みたいな感じでね。彼は何時でも音楽や素晴らしい楽曲に夢中だった。音楽に熱中する事、それが私達の共通点であり親友であった原点だった。私達はお互いを知る様になり、彼は80年代に当時まだアンダーグランドな存在であったJane's Addictionが行ったライブに行っていた事を話してくれた。当時はまだ彼とは出会っていなかったが彼とは一緒の歴史を歩んでいる様でした。彼も私も若く、そしてミュージシャンとして大成しようと夢を見ていたのです。この悲劇的な夜、彼は自分自身で音楽のレジェンドの仲間入りを果たしました。本当にふさわしい事です。
この訃報を受け、私はTaylorは天国へ旅立って行ったと感じています。彼は私達の声を聞いている。これから私はTaylorが愛してくれる音楽を作っていくことにします。」
そして、Perry FarrellとTaylor Hawkinsがストリートピアニストと共に路上でQueenの曲Bohemian Rhapsodyを熱唱している映像が流れています。
そしてPerry Farrellの奥さんんEtty Lau Farrellさんが先週木曜日にTaylorから受けたボイスメッセージを公開。
「(PerryとEtty)お互い体に気を付けてね。僕も自分の体調には気を付けるよ。Sao Pauloで会おう。I Love、Love、Love You. おやすみなさい。」
こちらPerry Farrellからの投稿映像: https://www.instagram.com/p/CboD3nggrAQ/
報道機関によるとTaylor Hawkinsが宿泊していたホテルから当日救急コールがり、宿泊客が胸痛を訴えていた事等が発表されています。まだ死因は確定していないもの、コロンビアの司法長官事務所と法医学研究所は予備の薬物検査を行い、鎮静剤、抗鬱剤、マリファナ等がTaylorの体内から発見されたことが報道されています。
改めてRIP