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I Killed The Prom Queen/Bring Me The Horizonで活躍したJona Weinhofenが元バンドメイトSean Kennedyとの思い出を投稿。

3/5/2021

I Killed The Prom Queen/Bring Me The Horizonで活躍したJona Weinhofenが元バンドメイトSean Kennedyとの思い出を投稿。

豪州メタルコアI Killed The Prom Queenにて2003~2013年に活躍し、Deez Nutsでも活動していたベーシストSean Kennedyが他界したニュースはシーンに衝撃を与えました。


SeanはI Killed The Prom Queen(以下IKTPQ)のデビュー作When Goodbye Means Forever(2003)にてプレイし、EP作品Your Past Comes Back To Haunt You(2005)、二作目Music For The Recently Deceased(2006)の制作にも参加。同作のプロモツアー時に対バンしたBleeding Throughにギタリスト兼ヴォーカルJona Weinhofenが加入し後任が見つからなかった事で2007年にIKTPQは最初の解散を発表。バンドは2008年にラストツアーを行う為に再結成し全公演完売となったツアーを完成させ解散。因みにこの時のツアーに帯同していたのが後にJonaが加入する事になるBring Me The Horizon。解散後ドラムJJ PetersがフロントマンとなったDeez Nutsを結成しSeanもDeez Nutsに加入。2011年にIKTPQが再結成しSeanはDeez Nutsを離れて活動するも2013年アルバムBelovedの制作前に脱退を発表。IKTPQ脱退後SeanはDeez Nutsに帰還しこれまで活躍していました。


Seanの母親Jo Kennedyさんは自身のSNSにて息子の思いを投稿、「コロナウイルス以外に私達は複雑でワクチンも無い事情に直面しています。それが自殺です。精神的な病気なのです。豪州でも自殺件数は増加しています。Seanの為にもメンタルヘルスを重視しこの問題をもっと語り合い呼び掛けていきましょう」と投稿しました。35才の早過ぎる訃報に元IKTPQのヴォーカルMichael Crafterを始め、JJ Peters、The Amitty Affliction、Comeback Kid等が追悼を投稿。そしてIKTPQにて一緒に活動していたJonaもSeanとの思い出を自身のSNSに投稿しました。


「Sean Kennedy、どこから話そうか。


俺は以前にも増して自身のプライベートについて公に語る事を控えて来た、しかしSeanが旅立ってしまった今彼との思い出を大切にしたいと思い投稿する事にした。俺とSeanとの思い出はテレビの1エピソード程度であり、他のエピソードではSeanを愛した人々それぞれのSeanとの素晴らしいエピソードがあるはずだよ。


Seanと初めて出会ったのは俺達が本当に若い頃だった。街中で、そしてライブハウスで見かけていた彼は非常に優しそうな奴だった。当時俺は使わなくなった機材を売りに出していてSeanが連絡してくれた事が最初のコミュニケーションだった。俺とJJが住んでいた汚いアパートにSeanはスカーフにBen Shermanのシャツ、ナイスなジーンズといった格好で機材を取りにやってきた。Seanの普段の恰好が俺と似ていた事で俺の周りもSeanはまるで俺の弟みたいな存在だなと話題になっていた。そしてSeanはIKTPQファンである事も知られていた。


そんなある日IKTPQが新しいベーシストを探す事になった時、俺の頭に浮かんできたのがSeanだった。彼はギターをプレイ出来ていたしベースも出来るかなと思っていた事で他のメンバー達に、”良い奴を知っているんだ、楽器をプレイ出来るし、ハンサムな奴で、そしてタイトなジーンズを履きこなしている、どうだろうか?” とね。当時のIKTPQではそれが条件だったのさ。オーディションを受けに来たSeanは緊張していたが、彼のプレイを見た俺達は直ぐにSeanの加入を確信したよ。


Seanとのツアー活動での思い出は幾つもあるよ。それらの多くはMichael Crafter等が既に語ってしまったけどね。SeanがIKTPQに加入後初めてとなるデビューライブの時にあいつは凄く緊張していたんだ。豪州Adelaide公演で客は50人程度だったけれどSeanは緊張して出番の前に楽屋で吐いていた。ツアー中の移動時、全く何も無い場所でバンがガス欠で動かなくなったとき、手をかざして止まった知らないトラックに新人のSeanを乗せてガソリンを調達してもらった事もある。誰かも知らないトラックに乗ったSeanを見て俺達は殺されるんじゃないかと不安だったよ。(Joごめんね)、でも数時間後Seanは無事にガソリンを持って帰ってきたよ。時にSeanはメンバー全員が知っているディーゼルエンジンのツアーバンにレギュラーガソリン(無鉛ガソリン)を入れた事もあったね。皆で何故このバンが動かないのか首を傾げていた。時にSeanが運転していた別のツアーバンが立ち往生し霧によって視界ゼロの中、後続の車が来ている事で別のバンをレンタルする事になり、Seanが若い為レンタルカーを運転出来ない事でドライブの下手なJJと変わらざるえなかった事もあったな。またある時、ツアー中に立ち寄った池に立ちションしたSeanが何を思ったか、小便も水に入れればにおいも消える、と叫んだ時があったね。


バンドの経済的な問題もありツアーバンをレンタル出来ない時があり、俺達は機材やマーチを一つにまとめSeanが持っていた綺麗で新品のステーションワゴンに運搬用のボックスを付けてワゴンがボロボロになるまでツアーで乗り回していた。ギタリストKevin Cameronは機材と一緒にボックスに乗っていたんだよ。バンド内でSeanが最長のドライビングレコード保持者だったんだ。彼は豪州北東海岸からVictoria州まで18時間ストレートで運転した事があり誰もその記録は抜いていなかった。ある時、Seanはマクドナルドの店内で投げたボトルが窓を割った事でメルボルンの裁判所にわざわざ飛行機に乗って行っていた。


米ツアー中の話も沢山ある。IKTPQメンバー達は対バンしていたEvergreen Terraceのフロリダ州にある家で寝泊まりさせて貰っていて俺達は二週間ずっとベジタブルバーガーだけを食べ、映画を観ながら過ごしていた。ツアー前にバンが壊れてしまい、俺とSeanでフロリダからナッシュビルまで飛行機で別の汚いツアーバンを購入しにいった事もあったね。俺とSeanとでこの汚いバンを運転してフロリダに帰ったんだが半分の距離で車がガタガタになりアライメント調整していなかったタイヤも駄目になっていた。


欧州ツアーでは、俺達は寝泊まりするお金が無い事で車のヒーターを使う為俺とSeanとで徹夜で交代してツアーバンを運転していた。スウェーデンにて俺達にとって転機となったアルバムMusic For The Recently DeceasedをプロデューサーFredrik Nordstrom(In Flames、Dimmu Borgir、Bring Me The Horizon)と制作した時、乗っていた飛行機が俺達の機材を紛失してしまい、途方に暮れた俺達は唯一の

連絡手段であったフリーのWi-fiポイントを探す為スウェーデンのショッピングモール内を一台のラップトップを持って歩き回った大変な思い出もあるよ。


Seanの好きなアーティストはThe Killers、Head Automatica、The Juliana Theoryであり運転している時は大体そのアルバムを掛けていた。ツアーバンは主に俺とSeanが運転していて俺は毎回深夜の運転を担当し朝6AMにSeanと入れ替わっていたんだ。スイス公演の時にアルプスから差し込む美しい朝日をSeanと一緒に見て一緒に感動した事も良い思い出だよ。


度重なるツアーバンの故障や経済的に苦しいバンド事情とネガティブな感じのエピソードだけど俺にとってはSeanとバンドと経験した素晴らしい思い出となっているんだ。


個人的な思いだが、Seanは自分がどれ程素晴らしいのかどれ程価値のある人物だったのか知らなかったのかもしれない。Adelaideにある小さな街で育ったSeanはそんな何もない街から抜け出して世界をツアーするアーティストになったんだ。20歳前半で何千人も見ているステージに上がり多くの人々に影響を与えていた。そしてDeez Nutsをまた一から初めてこれまで一生懸命にプレイしていた。Seanよ、君は真の先駆けだったんだ、君の存在、創造性、奇抜さ、逆境に強い反発力、友を思う優しさ、Loveは多くの人々に良い影響を与えていたんだよ。


俺はこの人生で余り後悔という思いはない。しかしSeanと交わした最後の会話は決してポジティブなものでなくその事については本当に後悔しているよ。俺とSeanは別々の道を歩む事を選択したけれど、

Seanと過ごした日々は俺にとって本当に掛け替えのない大切な時間だったんだ。何千人というオーディエンスが見ているステージの上であっても、また別の世界のステージにおいても、君はいつまでも俺の友人で家族で、バンドメイトだ。I Love You。友よ安らかに。


SK FOREVER。」


こちらJonaの投稿:https://www.facebook.com/jonaweinhofen/posts/267644148064685


改めてRIP Sean

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