このコーナーでは、アメリカ西海岸Orange County(OC)にて行われるライブレポートをお届けします。

第29回: PARKWAY DRIVE REVERENCE NORTH AMERICAN TOUR  - Hollywood, CA

 

近年オーストラリア産メタルコアParkway Driveの活躍が目覚ましい。自国での人気は既に不動のものとなっているがここ数年では欧州圏を中心に人気が鰻登りである。欧州圏で開催されている有名ロックフェスティバルのメインステージに抜擢等数十年前にはメタルイメージの無かったオーストラリアからのバンドとしては異例の成功である。特に既に出尽くされたと思われていたメタルコアシーンにおいての成功は素晴らしいの一言。そんな彼等が今年発表したアルバムReverenceを引っさげ全米ツアーを開催。バンドと親交の深いAugust Burns RedそしてThe Devil Wears Pradaといった強力なサポートを付け、そしてParkwayd Driveお勧めの自国からの若手注目株Polarisがオープナーとしてライブを盛り上げる。
 
これまで中堅的なライブハウスでライブを行ってきたParkway Driveは遂にアメリアでも大きな会場でライブ。先日もKORNがライブを行ったハリウッドの老舗Palladiumにて豪、米両国を代表するバンド達のライブをレポートします。
Parkway Drive REVERENCE Tour
Parkway Drive REVERENCE Tour

オーストラリア出身のParkway Driveが新譜REVERENCEを引っさげ強力なサポートバンド達を連れて全米を横断。グラミーアワードに二度選出されたAugust Burns Red、2000年代後半からメタルコアシーンにて絶大な人気を誇るThe Devil Wears Prada、そして近年YouTube等の影響で注目を集める豪州産メタルコアPolarisと見所は非常に多いツアーである。今回の撮影に関してはAugust Burns RedのマネージメントFearless Recordsのサポートにより実現しました。関係者の方々に、そして何よりこのサイトやツイッターをフォローしてくれている皆さんに感謝いたします。この夏最後のメタルコアツアーのレポートを楽しんで読んで頂けたら幸いです。

Hollywood Palladium
Hollywood Palladium

今回の会場はHollywoodのSunset通りにある老舗Palladium。1940年に建てられた会場は、古くはFrank Sinatra、Jimi Hendrix等がライブを行い、ここ数十年からパンク、メタル、そしてラップアーティスト達がプレイ出来る様になったキャパ4000人弱と言われる歴史ある会場。つい先日Kornが同会場にてFollow The Leader20周年ライブが行われた。

Hollywood Palladium
Hollywood Palladium

会場の外から撮影。管理人もこの会場ではNine Inch Nails、Rage Against The Machine、Slipknot、Rise Against、Thursday、Thrice、All Time Low、A Day To Remember等を見てきたが遂にParkway Driveの名前もこの掲示板にのる事に。素晴らしい事です。

Hollywood Palladium
Hollywood Palladium

会場の列は開場前から長い列を作っておりオーストラリアのバンドだけに滅多に見れないからとファン達はこの機を逃すまいと日曜日の夕方Hollywoodに集結。開場後、Palladiumの中は長いホールに3か所のバーが設置され、コーナーにマーチブースを確保している。大変混雑した日だったがバンドがプレイする前に何とか会場入りする事が出来た。

Hollywood Palladiumマーチブース
Hollywood Palladiumマーチブース

こちらマーチブースではヘッドライナーParkway DriveとサポートであるAugust Burns Redがお互い40%程のスペースを使いマーチを展示。残りの10%をThe Devil Wears PradaとPolarisが使うという感じであった。やはり海外からのバンドという事もありBehemothのライブでも感じたが滅多に見れないバンドという思いから多くの人々がマーチを買い込む傾向がある。税金や送料費等が抑えられ購入出来る事もありマーチには長蛇の列が出来ていた。

Hollywood Palladium
Hollywood Palladium

Palladium会場内はステージを囲む様に月型のオーディエンスエリアとなっている。二階席はVIP席になっており、昔はこの二階席にも普通に行けたが現在はVIPチケットの確認の為にスタッフが階段の所に居る。

Polaris
Polaris

この日のトップバッターはオーストラリア、シドニー出身のメタルコアPolaris。主にスクリームヴォーカル担当のJamie、クリーンヴォーカル兼ベーシストJake、ギタリストRickとRyanそしてドラムDanielの5ピースだ。管理人も今回初めてPolarisのライブを見る。既にYoutubeに投稿されている楽曲は100万回の試聴を超えている曲もあり現在人気沸騰中の若手である。母国での人気は急上昇しており先日もThe Devil Wears PradaとGideonをサポートに母国でヘッドラインツアーを行ったばかり。バンドの出演と共に歓声が上がりシングル曲Ludidでライブを開始。

Polaris
Polaris

Polarisの楽曲はメロディックなメタルコアにブレイクダウンを取り入れスクリームとクリーンヴォーカルを効果的に使い分けている。作曲のレベルは高く直ぐにヘドバンやモッシュ、シンガロング出来るキャッチーさもある。管理人的には数年前のLike Moth To Flames、Architects、Wage War等のサウンドに近く、これらのバンドが好きな人にはお勧め。Parkway Driveの事が好きなオーディエンスが集まっているだけに同じ国出身で既にPDと一緒にツアー経験もあるPolarisは既に認知されており一曲目Lucidではブレイクダウンで飛び跳ねクリーンヴォーカルではシンガロングするオーディエンスも多かった。

Polaris
Polaris

ベーシストJakeは立ち位置的に同じオーストラリア出身のThe Amity AfflictionのAhrenに似ている部分がある。クリーンヴォーカルは透き通る様な質で非常に聴き易い、ただ今回のライブで分かった事はヴォーカルJamieもクリーンで歌えるという事であった。三曲目The Slow Decayではスクリームパートで歌う部分をJamieがハイトーンのクリーンで歌い、管理人も思わず、なんだクリーンも行けるよ、と唸ってしまった。今後のバンドがどういった音楽の方向性を目指すか分からないがクリーンヴォーカルパートが増えても不思議ではない。キャッチーなメタルコア楽曲を制作する力はあるのだから色んな可能性を秘めている彼等に期待している。

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出演:Parkway DriveAugust Burns Red、The Devil Wears Prada、Polaris。