このコーナーでは、アメリカ西海岸Orange County(OC)にて行われるライブレポートをお届けします。

第七回: Devil's Dance Tour :Chiodos全米ヘッドラインツアー。

今回のライブレポートは先日復帰作Devilを発表したスクリーモChiodosのヘッドラインツアーその名もDevil's Dance Tourをお届けします。Chiodosは結成メンバーであるCraig、そしてドラムのDerrickがバンドに復帰。そして結成メンバーのギタリストJasonが残念ながら脱退したものThe Fall Of TroyのフロントマンThomasを加入させバンドとしてパワーアップ。今回はChiodosの新たなチャプターの幕開けとなる重要なツアーである。Chiodosのサポートを務めるのはこれまた復活したポストハードコアEmarosa、Epitaphレコードから抜けインディーで心機一転頑張るポストハードコアOur Last Night、そして去年解散したハードコアThe ChariotのフロントマンJoshが結成した新ハードコアデュオ'68。どのバンドも共通なのが「新章開幕」バンドという所でしょうか。
 
そして今回はスペシャルインタビューを慣行!Chiodosの新メンバーであるThomasにインタビューを行いました。記念すべきRock Is Not Deadインタビュー第一号となったThomas Erakの記事は下のリンクからごらん頂けます。

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Devil's Danceツアー in The Glass House
Devil's Danceツアー in The Glass House

今回の会場はまたまたPomona市にあるGlass House。前回のTake Actionツアーそして去年のFinchライブと同じところです。 会場前には長蛇の列。この日のライブは完売。バンド達に拍手!なかなか完売ライブは無いこのGlass House。Finchは復活ライブだった事もあり完売でしたがChiodosの人気度が分かります。また久しぶりのEmarosa、Our Last Nightも注目ですし、アンダーグランドで絶大な支持を得ていたThe Chariotのメンバーによる新バンド'68と見逃せません。 先ずはインタビューを行うべく早くに会場入り。ガイドをしてくれたのはChiodosのマネージャーJenny Douglasさん。そう、このサイトのCrewページで紹介した元New Found Glory等のマネージャーさんです。こんな所でじかにお会いできるとは思いもしませんでした。とても優し方でした(感謝Jennyさん!) 会場についてはFinchライブレポを観て欲しい。http://www.rockisnotdeadoc.com/#!finch-live/cu46

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The ChariotのJoshの新たなバンド'68
The ChariotのJoshの新たなバンド'68

ライブのトップバッターは'68。昨年ワープドツアー後に突然解散発表をしたマスコア/ポストハードコアThe ChariotのフロントマンJosh Scoginの新しいバンドである。 バンドはJosh(vo/g)と彼の友人でドラム担当のMichael McClellanの二人バンドである。ジャンル訳は難しくThe Chariotのようなカオティックなハードコアにギターノイズを入れたロックと言えようか。Joshはスクリームヴォーカルで熱唱とThe Chariotのファンは結構スムーズに'68に入っていけるだろう。 バンドは現在7インチミニアルバムのみを発表している。初めて聴く曲だったがJoshが有名な為早くから来場していたオーディエンスの反応は良かった。

'68の二枚目担当ドラムのMichael。
'68の二枚目担当ドラムのMichael。

Joshの相棒ドラムのMichaelは女性オーディエンスから声援が耐えなかった。 余りにもうるさいからフロントマンのJoshは曲間でオーディエンスに向かって「Michaelは既に付き合っている相手がいるんだ、あきらめてくれ。」「その相手は俺だ、奴は俺しかいないんだ。」と笑いを誘っていました。 Joshの変化自在のギターノイズに対応しドラムを叩いている感じで、Joshとの呼吸はピッタリ。

全くの未知数'68
全くの未知数'68

フロントマンJoshといえば元The Chariotであり、その前はマスコアNorma Jeanの結成メンバーで2002年までNorma Jeanのヴォーカルとして活躍。 Norma Jean時代からJoshの暴れ系のヴォーカルパフォーマンスは有名であり、'68でも変わらず。一曲目から写真に写っているマイクスタンドを蹴飛ばし狂ったようにギターを振り回すパフォーマンスは彼の前のバンドでのライブパフォーマンスに通ずる物があります。 Joshはステージを動き回りドラムベースの上に乗り演奏、またギターをカメラマンのカメラの上にちょこんと乗せて演奏したりと楽しく遣っている感じ。これから'68がどうなっていくのかは分かりませんがThe Chariotファンは問題なく好きになれるはず。 カオティックハードコアが好きな人は是非チェックするべきバンドです。

バンドとして新しいスタートを切るOur Last Night
バンドとして新しいスタートを切るOur Last Night

この日の二番手はポストハードコアOur Last Night。このバンドを観るのは実に久しぶり。彼等を最後に観たのは2010年のワープドツアー以来だ。別にバンドが活動を休止していた訳ではないがEpitaphレコードを去ってからのバンドの行方が分からなかったのでこの日彼等を観れてうれしかった。 バンドは去年ファンからのクラウドファンドを慕って二枚のミニアルバム(一枚はカバー集)を発売。自分達だけで作ったというオリジナルミニアルバムOak Islandは彼等のアルバム暦でもトップレベルの出来。そのアルバムからの曲Same Old Warでライブを開始。久しぶりのTrevor(vo写真)とMatt(g/vo)のWentworthブラザーズの歌唱力は素晴らしかった。

バンドのリーダー的なMatt Wentworth
バンドのリーダー的なMatt Wentworth

バンドの結成メンバーでありギターとクリーンヴォーカルを担当しているMattがバンドに与える要素は非常に大きい。結成メンバーでありギターとヴォーカルを担当していたColin PerryがEpitaphレコードとの契約が切れたと同時に脱退。残されたメンバーはColinの代わりを入れる事なく活動継続。 これまで二人だったギター兼バックヴォーカルはMatt1人の担当に。ヴォーカルのTrevorがかなり成長したと思いましたがMattの成長も計り知れない。曲FateとDark Stormsを演奏している時のMattのクリーンヴォーカルは素晴らしかった。 リンクからは曲Fate

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さらに成長を遂げ大人になったTrevor
さらに成長を遂げ大人になったTrevor

2004年にバンドが結成された時(バンド結成10年)ヴォーカルのTrevorはまだ13才だったそうです。それから早くにその素質をEpitaphレコードのBrett社長に見出されバンドは同レコード会社と契約。 Epitaphレコードから発表された2作目のThe Gosts Among Usのレコーディング時にはまだ15才になっていなかったTrevor。 時は経過し既に二十歳を過ぎたTrevorのヴォーカルスタイルも変化。昔はスクリームを多用するヴォーカルでギターのMattがクリーンヴォーカル担当でした。今ではTrevorのスクリーム:クリーンが2:8の割合になりバンドは良い意味で変化。 昔は良くも悪くも無いスクリーモバンドという印象でしたが今では自分達の持ち味を出せるバンドに成長。新作からの曲Sunriseが語ってます。ライブも新作からの曲を中心にしていた事もありこのアルバムこそ彼等の新章だなと思いました。 リンクから曲Sunrise

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遂に登場!Emarosaの新ヴォーカルBradley
遂に登場!Emarosaの新ヴォーカルBradley

ヘッドライナーの前に登場したのが復活したポストハードコアEmarosa。 人気絶頂だった2011年にカリスマヴォーカリストのJonny Craigが度重なる薬物依存そしてファンを巻き込む詐欺行為を働いたとしてバンドをクビに。バンドはその後全く活動しておらず新ヴォーカルの噂が出ては消えてを3年程続けやっと探し当てたのが元Squid The WhaleのBradley。 これまでBradleyを観た事は無く、バンドメンバーの容姿は余り気にしないタイプなので全く予備知識なしで初めてBradleyを観ました。一言、でかいしゴツい。細身のJonnyとはまた違ったイメージです。よく観るとKillswitch EngageのJesseにそっくり。 しかし容姿とは裏腹に繊細なボイスを持っており一曲目は前任Jonnyの書いたThe Past Should Stay Dead、そして曲A Toast To The Future Kidsを立て続けに唄う。

EmarosaギタリストのER
EmarosaギタリストのER

ライブ中、気になったのがリードギタリストのERです。結成メンバーでありバンドの力強いギターリフを作ってきたERは今回の新ヴォーカルのBradleyをどう思っているのか非常に聞きたかった相手でした。 ERはJonnyが脱退しソロに転向後Jonnyのソロバンドの一員としてツアーに動向していました。その時のライブではナントEmarosaの曲も演奏していたJonnyとER。ファンはJonnyとEmarosaが和解しJonnyがEmarosaに帰ってくる日も近いと思っていたことでしょう。しかし蓋を開けてみると全く聞いた事のないBradleyが加入と肩透かしを食らった感じでした。恐らくJonny復帰を望んでいたのはファンだけでなくERもそうだったのかも。そのあたりを想像すると複雑ですね。 しかしライブではERはニコニコする訳でも無く、一身腐乱にギターを弾いておりBradleyを試しているのか、迎えているのか分からない感じでしたね。他のメンバーは楽しそうでしたがERの動かない真剣な演奏も印象的でした。

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Chiodos、Emarosa、Our Last Night、and '68

アーカイブス

California Metal Fest 6

 November, 2012

Take Action Tour March 2014

Finch Special Live

 February 2013

Revolver Magazine: Golden Gods Award May 2013

Warped Tour 2013 June 2013

Mayhem Festival July 2013