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​アーティスト達も家に帰れば一人の男として料理を振るう事もあります。
このコーナーではそんな料理好きのアーティスト達をご紹介、そして彼等の自慢の料理のレシピを大公開!

あなたの今夜のディナーはロックに行こう!

第10回:Napalm Death、Mark ”Barney” Greenway 料理名:Fair Trade Vegan Avocado Fudge

今回はグラインドコアの始祖的存在であるNapalm DeathのフロントマンBarneyが大好物とする激烈スイーツを紹介したいと思います。名Barneyはニックネームであり本名はMark Greenway。 1981年にイギリスで結成したNapalm Deathも既に何十回とメンバーが変わっており結成メンバーは1人もいない状態。しかし、Barneyは1989年に加入後Napalm Deathのヴォーカリスト として現在も活躍中。Barneyといえばその強烈なステージングに観る者を惹き付かせる存在感があります。彼のブルータルでガテラルなデスボイスは今日活躍するデスメタル、デスコア ヴォーカリストに多大な影響を与えました。そんな凶暴性を持つBarney、肉食系と思いがちですが彼は真の草食系なんです。彼は14才の頃からベジタリアン/ヴィーガン(動物製品を一切食べない)で、現在もPETA等動物保護団体等をサポートするアーティストとしバンド外でも動物を殺すなと積極的に働いています。

そんなBarneyのお勧めのデザートが森のバターと言われるアボガドを入れたチョコレートファッジ。ファッジ(Fudge)は、西洋のキャンディの一種。もとはイギリスの菓子で、しっとりとした質感で噛むと口の中で崩れるほどやわらく甘いスイーツ。Barneyはこれをバクバク食べるそうです、Barney曰く「メタラーだったらこれぐらい食べれなくてどうする?」ロックな貴方も是非Barney直伝の甘いスイーツを堪能してみてください。 材料:Barneyはヴィーガンですので今回のレシピは動物製品を一切使わないものです。 ヴィーガン、ソイ(大豆からとれた)マーガリン  大さじ8 柔らかめのアボガド(手で握ってみて潰れない程度の柔らかさ) 1つ バニラエッセンス 小さじ1 ココアパウダー 1カップ 砂糖 3カップ オプション:くるみ (砕いたもの) 1/3カップ 作り方: 1. フライパンにマーガリンを乗せて小火でゆっくりとマーガリンを溶かす。Barney:「けっして早まるな。マーガリンをプツプツさせてはいけない。」 2. マーガリンがあらかた溶けたら火から下す。ブレンダー等にセンターの種をとり皮を剥がしたアボガドをいれてペースト状になるまで潰す。ペースト状のアボガドを1のフライパンに入れる。 Barney「あくまでベジタリアンなスイーツでありけっしてアボガドの味がするデザートではない。アボガドは主にデザートの濃厚なクリーミーさを引き出している。」 3. 溶けたマーガリンのフライパンを再び小火にし、そこにバニラエッセンス、ココアパウダー、そして砂糖を数回に分けて掻き混ぜながら入れる。全ての砂糖が入ったらよく掻き混ぜこの時点でフライパンの中の液体は大分重くなっているはず。 4. 最後にオプションでくるみを砕いた物を入れる。全ていれたらフライパンから鉄板や型に流し込み冷蔵庫に入れる。 5. 冷蔵庫で硬くなり少ししっとりとしてきたら食べごろ。Barney「動物製品を使っていないから直ぐには硬くならないかもしれない、しかし待つんだ。待てば待つほどこのデザートは味の深みが増す」 Enjoy 写真でもごらんいただけるように失敗しました。Fudgeはもう少し固めのスイーツです。砂糖が少し足りなかったのかもしれません。3カップの砂糖。入れすぎだろと思う無かれ、3カップいれないとこうなります。自分は冷蔵庫に24時間置き翌日食べました。アボガドの味は全くなくむしろ凄い濃厚。チョコレートやミルクやクリームを入れなくてもこんなに濃厚なチョコレートが作れるものかと驚きました。しかもヴィーガンフード。使い用途は色々ありますね。クッキーにサンドしてもよし、ケーキの中にいれて濃厚チョコレートケーキにもなりそう。今回はアイスクリームと一緒に頂きました。

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