このコーナーでは、アメリカ西海岸Orange County(OC)にて行われるライブレポートをお届けします。

第八回: Warped Tour 2014 - in Ventura Seaside Park, CA

今年もWarped Tourの季節がやってまいりました。
今回のレポートも前年と同じカリフォルニアにあるVenturaからお届けします。今年で20周年を迎えたワープドツアー。古くは様々なバンドに影響を与えたQuicksandやSublimeが出演し、パンクブームと共にPennywiseやRancid、現在は大きな存在となったNo Doubt、Fall Out Boy、Limp Bizkit、そしてEminem等が爆発的に売れる前に出演していた事でも有名。
今年もメインスポンサーをスニーカーのVansに付けて全米43公演を回る夏のお祭りが始まりました。今年もベテランのLess Than Jakeから新メタルコアBeartoothまで多彩なジャンルのバンドが出演。そしてこのVenturaにはもう一つのビッグサプライズが。

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ワープド in Ventura
ワープド in Ventura

この南カリフォルニアには3箇所のワープド公演があり、個人的にはこのVenturaがお気に入りとなっている。他のSan Diego地域にあるChula VistaとLAから近いPomonaと違い海岸沿いにあるVenturaは気持ちの良い潮風が吹き、カリフォルニア特有の乾いた熱風も感じさせない会場だ。会場から歩いて直ぐにこの様に綺麗なビーチがあるのも大きなポイント。

Venturaの開場前
Venturaの開場前

この日も例年通り食べ物の缶詰を3缶持参しワープドのSkip The Lineのパスを貰う。Skip The Lineは文字通りワープドへの入場ラインをスキップ出来るパスだ。このパスを手に入れるには食べ物の缶、それか要らなくなった携帯電話、もしくは募金として5ドルを寄付すれば貰える。そんな簡単に貰えるなら、と考えるのが普通だろう。一応Skip The Lineを貰っても、そのスキップ出来るラインが既に出来上がっておりその列の長い事。パスを持っていない通常ラインを尻目に入場できたが結構時間が掛かってしまった。

最初のバンドはFor All Those Sleeping
最初のバンドはFor All Those Sleeping

開場入りして演奏を開始していたのがメタルコアFor All Those Sleeping。前作Outspokenで一層のヘビネスな音を取り入れた彼等はアンダーグランドで人気を得る、二年後の今年待望の新譜Incomplete Meを発売し新譜のプロモ活動も含めてワープドに参戦。 スクリームヴォーカルのフロントマンMikeとベースでクリーンヴォーカルを担当するLondonの掛け合いヴォーカルのメタルコアバンド。

朝早くから人気のFor All Those Sleeping
朝早くから人気のFor All Those Sleeping

開場入りして間もない時間帯にも関わらずFor All Those Sleepingを見に来るオーディエンスは多かった。セットリストは多くの曲を前作Outspokenからに少しを新譜Incomplete Meから出していた感じ。Londonのクリーンヴォーカルも上手く、相当のポテンシャルを秘めている。彼等がライブを行っているMonster Energyステージに出演する多くのメタルコアバンド達の競争は激化の一途を辿っている。誰もが他と違うアプローチを掛けて差別化を図ろうと必死だ。どのバンドも大変。

ビッグサプライズ、Linkin Park登場。
ビッグサプライズ、Linkin Park登場。

For All Those Sleepingのライブを観た後は会場の中心に位置するスケジュール表を観に行く。毎日バンドの出演時間が異なる為、オーディエンスだけでなくバンドもその日にならないと分からないオーダー。スケジュール表に行くと多くの人が歓喜していた。何事かと観るとそこにはサプライズアクトとしてLinkin Parkの名前が貼り付けてあった。最初見たときは目を疑いきっと似た名前のカバーバンドかと思った程だった。しかし、周りの人も本当にLinkin Parkが来ると話しているのを聞き「本当なんだ」と心の中で歓喜する自分が居た。非常に衝撃的なサプライズだ、Ventura来て良かった。

オペラロックThe Protoman登場
オペラロックThe Protoman登場

Linkin Parkのサプライズに興奮するのも束の間、良い事も起これば悪い事も起こるとは良く言ったものでFor All Those Sleepingのライブを撮影中にカメラに異常を感じていたので、もう一度チェックするとカメラが起動しない。どうやらフォーカスのセンサーが壊れてしまい撮影モードに入らない事が分かった。予備のカメラ等持ってきているはずもなく、しかたなく今回のワープドツアーはスマホのカメラでなんとかするしか無くなってしまった。このアクシデントでその日行う筈だった生レポートを断念せざるえずスマホのバッテリーを気にしながらのレポートになってしまった。慌ててもどうしよもない、気を取り直して今回初めて観るThe Protomanを観に行く。

初登場だがベテランの雰囲気もするThe Protoman
初登場だがベテランの雰囲気もするThe Protoman

さてThe Protomanの名前の由来だがファミコン世代には懐かしいゲーム「ロックマン」に登場するライバルキャラクターである「ブルース」というキャラクターが由来らしい。日本ではブルースという名前が欧米ではProtomanという別名に変えられ登場している。名前がゲームから取った物と知り分かるかもしれないがバンドはチップチューンや8ビットサウンドを駆使するロックバンドだ。ワープド以外にも多くのゲームコンベンション等に出演しそっち系の分野では有名なバンド。全員顔を隠したメンバーだが演奏は実に卓越、Iron MaidenのTrooperを簡単にカバーしていた実力派のバンドだ。

日本のOne Ok Rock早くも登場。
日本のOne Ok Rock早くも登場。

ワープドの開始から一時間と経たない内にサイドステージに登場したのは日本のOne Ok Rock。彼等の事は実はツイッターのフォロワーさん達から知ったバンドでして、日本の方から教えてもらった数少ないバンド。フォロワーさんの多くがOne Ok Rockを支持している事を知り彼等が国内で有名なバンドである事は知っていました。今年に入りワープドツアーの出演や海外での活動を発表し海外進出を図っている彼等。日本ではアリーナクラスの開場をソルドアウトさせる実力バンドと知っていたので要チェックとし、始めて彼等のライブを見る事が出来ました。

海外進出を図るOne Ok Rock
海外進出を図るOne Ok Rock

写真はベーシストのRyota。演奏は日本のメジャーシーンでも活躍するバンドだけに上手い。彼等を始めて観る海外のオーディエンスには何と言っても演奏の良さが重視されるだけに大観衆を相手にライブを重ねてきたバンドはやはり違う。ワープド初登場でありながら大きな会場での経験は他のバンドよりも多いOne Ok Rock。乗り易い彼等の音にワープドオーディエンスも声援を送っていた。

1/7
出演バンド:For All Those Sleeping、The Protoman、One Ok Rock、Finch、Anthony Raneri(Bayside)、Crown The Empire、Beartooth、The Color Morale、The Story So Far、Real Friends、Chunk! No Captain Chunk、Four Year Strong、Less Than Jake、Linkin Park、Cursed Sail、I Fight Dragons、Yellowcard、Issues

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